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モノクロの夏に帰る
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 中央公論新社 |
発売年月日 | 2022/07/20 |
JAN | 9784120055515 |
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モノクロの夏に帰る
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商品レビュー
4
38件のお客様レビュー
額賀澪さんは作風の幅が広い作家さんだと今回思った。 表紙のカラーのイラストと、1ページめくった時の同じイラストのモノクロバージョンに想いを馳せた。 追っていきたい作家さん。
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今までの“戦争“についてのイメージとは異なる作品。戦後から時間を経て、こういった切り口は受け入れられやすいと思う。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
題名とは逆に、 モノクロ写真に急に色が付いてきて、写真の中の人やモノが動き出すイメージ。 中編が4つあって、それぞれが2層構造。 全編、『時をかける色彩』(戦時中のモノクロ写真に色を付けた写真集)で貫かれていて、 全編、現代を生きている人がメインだが、各編の最後にちょっとだけ、戦時中を生きた人と、その心の中を登場させている。 「ある晴れた夏の朝」(小手鞠るいさん)と同じような読後感だが、構造が分かりやすい分、小手鞠さんの作品の方が僕にはよく伝わってきた。戦争を体験していない若い世代の、戦争の是非についての洞察が深いように感じた。もちろん、額賀さんのこの作品もとてもいい。
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