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嘘と正典 ハヤカワ文庫JA
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嘘と正典 ハヤカワ文庫JA

小川哲(著者)

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嘘と正典 ハヤカワ文庫JA

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 早川書房
発売年月日 2022/07/06
JAN 9784150315276

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嘘と正典

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商品レビュー

4

60件のお客様レビュー

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2025/01/26

頭を使って読む本。 とにかくいろいろ理屈を考えないと、話に付いていけない。面白いけど疲れる。す~っと頭に入ってくる話はグイグイ引き込まれるけど、引っかかってしまうとそこで止まってしまう。短篇ごとに、読む人の知識や考え方を選んでいる気がする。全編楽しく読める人はいるのかなぁ。 自分...

頭を使って読む本。 とにかくいろいろ理屈を考えないと、話に付いていけない。面白いけど疲れる。す~っと頭に入ってくる話はグイグイ引き込まれるけど、引っかかってしまうとそこで止まってしまう。短篇ごとに、読む人の知識や考え方を選んでいる気がする。全編楽しく読める人はいるのかなぁ。 自分は、表題作が一番面白かった。

Posted by ブクログ

2025/01/24
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

――  可能性の塊みたいだね。  小説のジャンルを「スタイル」と「ストーリィ」と「テーマ」に分けるという考えがとてもしっくりときて。  そも、小説が自らを特定のジャンルに縛るなんてナンセンスだよなぁと思ってきたので(結果ブクログのジャンルタグは増えに増えている)、この自由さは、なんでも答え合わせばかりして自らの可能性を狭めている最近の若者たちにもっと広まってほしいものだと思うのだけれど。  簡単に喩えるなら、盛り付けと調理法と食材、みたいになるのだろうか。何をどうしても美味けりゃいい、わけだけれど、なんでもかんでもカレーにしちゃうひとはいるよね、という感じ。  そのあたり、小川哲という作家のそのバランス感覚には脱帽、である。  とっても美味しかった、です。  ☆3.6

Posted by ブクログ

2025/01/13
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

ユートロニカでただならぬ雰囲気を感じてこちらの本をチョイス。 結論、この作者はめっちゃくちゃ面白い。 この本自体は6つの短編からなるが、短編とは思えない密度を保ちつつショートならではの小気味良さも持ち合わせているので面白い。 個人的には「魔術師」が面白かった。タイムマシンというマジックを披露した父の後を追って、数十年に渡ってトリックを準備し、後戻りのできない一世一代のマジックを披露する姉という短いながらも起承転結のしっかりした構成が好き。 表題の「嘘と正典」も小難しい感じはあるもののすごく練られていて面白い。

Posted by ブクログ

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