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筆のみが知る 幽霊絵師 火狂
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | KADOKAWA |
| 発売年月日 | 2022/06/30 |
| JAN | 9784041117323 |

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商品レビュー
3.8
53件のお客様レビュー
怖い絵を描くので有名な絵師の火狂(興四郎)が居候しにきた料理(しの田)に真阿という一人娘がいた。胸を患って部屋から出たことがなく、余命も何年もつかと思っていたら理由があった。 幽霊が見える怪奇な話かと思ったら、ちょっと違った。人が見えないものを見ることができ、絵にかける興四郎と...
怖い絵を描くので有名な絵師の火狂(興四郎)が居候しにきた料理(しの田)に真阿という一人娘がいた。胸を患って部屋から出たことがなく、余命も何年もつかと思っていたら理由があった。 幽霊が見える怪奇な話かと思ったら、ちょっと違った。人が見えないものを見ることができ、絵にかける興四郎と同じく敏感に察知して夢に見る真阿。一枚の絵から真実を導いていくのが、ミステリーぽくておもしろかった。お互いに心地よい関係で、お互いの素性がわかるのがよかった。 時代背景的にどうしても恨みや生きづらさが出るけど、短編なせいか重すぎず楽しめたので続編とか出ないかなと思った。
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大好きな作家さん。 日常に潜む、人間模様やミステリーは、独特の感性で間違いなく楽しめる。 時代が明治維新の後の、大阪の料理屋。 大事に育てられた一人娘の真阿と、 そこに居候となる有名な幽霊絵師の興四郎。 霊感のある興四郎と、霊的な夢を見る真阿が、 たくさんの幽霊絵の謎を解くと...
大好きな作家さん。 日常に潜む、人間模様やミステリーは、独特の感性で間違いなく楽しめる。 時代が明治維新の後の、大阪の料理屋。 大事に育てられた一人娘の真阿と、 そこに居候となる有名な幽霊絵師の興四郎。 霊感のある興四郎と、霊的な夢を見る真阿が、 たくさんの幽霊絵の謎を解くところは、ワクワクした。 そして、二人のそれぞれの生い立ち、悲しい過去、 ストーリーをさらに深さが加わっている。 ラストで、真阿の父親がわかった時、あ~、と思わず声が出た! 絶対、シリーズにしてほしい!
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〔引用〕真阿にとって、興四郎は広い世界の入り口なのだ。(p.85) 〔内容〕時代は明治に入ってすぐくらいか。身体の弱い真阿の両親は大阪の新町(今の北堀江の北、靱公園の南あたりか)で料理店「しの田」を営んでいる。そこに絵師の火狂が居候としてやってきた。真阿と火狂のあたたかな交流と...
〔引用〕真阿にとって、興四郎は広い世界の入り口なのだ。(p.85) 〔内容〕時代は明治に入ってすぐくらいか。身体の弱い真阿の両親は大阪の新町(今の北堀江の北、靱公園の南あたりか)で料理店「しの田」を営んでいる。そこに絵師の火狂が居候としてやってきた。真阿と火狂のあたたかな交流と、ときおりのふしぎなできごとを描く。 〔感想〕ひとつひとつのはなしはみじかくたんたんとあっさりしていてよみやすいこところがよいです。[★★☆] ■簡単なメモ 【座敷小町】蔵に閉じ込められて窓から火事を見ている夢。 【犬の絵】真阿の見る黒い犬の夢。 【荒波の帰路】海沿いの小屋に閉じ込められて「帰りたい」とつぶやいている夢。 【彫師の地獄】火狂とウマが合っていた彫師の蓬吉の弟弟子が下絵を描いてくれと申し込んできた。 【悲しまない男】関の亡くなった妹の、連れ合いは童顔で真面目で腕のいい大工だがどこか怖いと関は言う。 【若衆刃傷】絵に描かれた若衆が姫を殺す夢。 【夜鷹御前】何度売っても必ず戻ってくる夜鷹の絵で糊口をしのいでいる藩のお抱え絵師だった元武士。 【筆のみが知る】赤ん坊を背負っていっしんに不動明王を描いている女と、役者絵を描いている若い娘の夢。 ■簡単な単語集 【秋/あき】「しの田」の中居。優しい。 【選ぶ】《どちらも自分で選べないなら、気楽な方を選んでもいいのかもしれない。》p.25 【火狂】本名は興四郎。幽霊絵師。東京では有名らしい。四十歳近い。白くて大きいらしい。《ひとつ場所には長居しない。土地も人も長くつきあえばつきあうほど、絡みついてくる。そのうち、そこに縛られて動けなくなる。それが怖い。》p.5。しかし大阪はわりと居心地が良くてもう二年ほどいる。《真阿にとって、興四郎は広い世界の入り口なのだ。》p.85。「見える人」らしい。 【北見俊一郎】火狂が注文を受けて描いた若衆の絵のモデルが誰なのか聞きに来た。元武士っぽい。 【希与/きよ】真阿の母。善太郎の後妻。 【関/せき】「しの田」の女中。 【善太郎/ぜんたろう】真阿の父。 【太吉】腕のいい、まじめな大工。関の、最近亡くなった妹の、夫。虎丸の父。かわいい顔をしている。 【豊/とよ】「しの田」の女中頭。よく太っている。 【虎丸/とらまる】関の、最近亡くなった妹の、息子。父は太吉。六歳。 【夏】「しの田」の使用人。 【蛭沼平五郎】火狂の弟子になりたいらしいが元武士のようで偉そうだ。 【平次郎】火狂の客。口調が堅いので元武士かもしれない。 【蓬吉/ほうきち】高田屋の彫師だった。火狂はなんとなく気に入ってたらしい。 【真阿/まあ】大きな料理店「しの田」のひとり娘。胸を病んでおりほとんど部屋から出られない。今年十四歳。《自分は、はりぼてでからっぽだ》p.13。外に出してもらえず本ばかり読んでいたのでけっこう物識り。いろいろ夢を見る。 【光】「しの田」の女中。 【世の中】《家族でもなく、好き合った仲でもない、赤の他人を信じることができたら、急に世の中が優しく感じられるのだ。》p.164 【利市/りいち】彫師。高田屋では蓬吉の弟弟子。
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