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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 集英社 |
発売年月日 | 2022/06/24 |
JAN | 9784087718010 |
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地図と拳
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地図と拳
¥1,430
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商品レビュー
4.1
255件のお客様レビュー
2024.5 世界各地で今でも起きる戦争。領土に対する人間の底しれぬ業。今はどこを漂っているのだろうか…
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
超大作630ページ、読み耽る姿勢が悪ければ腱鞘炎になるレベルのボリューム。初小川哲だが、いやオモロかった。 タイトルから、暴力(拳)でもって支配地域(地図)を広めていく話だろうと想像していたが、それはまだ基礎の基礎で、地図と拳の上に何があるのか…という話だった。 それは建築であり、経済であり、文化であり、主義主張であるということなのだが、主人公の一人明男が追い求めた建築が人間にとっていかに必要であるかの理想と現実がすさまじい。それは国家や主義主張もそうなのだが、具体的に目に見えていて、長く世に残る可能性も秘めていれば、衰退を体現することもあるという意味では、なんともすさまじいなぁと。 反戦の事、野蛮の事、洗脳の事…大ぶりの文章の中で考えさせられることはたくさん出てくるのだが、タイトルに出てこない建築ということについて、ものすごく考えさせられた1冊だった。
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自分も本好きなので一度は小説を書いてみたいなと思うけど、そんなやわな思いを粉砕する一冊。自分には絶対こんな壮大で緻密な小説は書けない。 それと巻末に載せられた参考文献の数に圧倒された。 あれだけの文献を読み込んでそれを一つの物語に織るなんてやっぱり小説家は凄いと思う。
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