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ツナグ 想い人の心得 新潮文庫
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 新潮社 |
| 発売年月日 | 2022/06/27 |
| JAN | 9784101388830 |

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ツナグ 想い人の心得
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ツナグ 想い人の心得
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商品レビュー
4.3
327件のお客様レビュー
前作「ツナグ」に引き続き、こちらの続編を読みました。 なんだろう、設定は前回と変わらないはずなんですが、没入感が違いました。 構成も前作同様の連作短編です。 プロポーズの心得 歴史研究の心得 母の心得 一人娘の心得 想い人の心得 プロポーズの心得は前作の登場人物のその後のス...
前作「ツナグ」に引き続き、こちらの続編を読みました。 なんだろう、設定は前回と変わらないはずなんですが、没入感が違いました。 構成も前作同様の連作短編です。 プロポーズの心得 歴史研究の心得 母の心得 一人娘の心得 想い人の心得 プロポーズの心得は前作の登場人物のその後のストーリーなので、「ツナグ」を読まれてない方はそちらを読了後に読むことをおすすめします。 歴史研究の心得は、歴史上の人物に会いたいという元校長先生のお話。 なんと戦国時代の領主(架空の人物ですが)!といった一風変わった依頼でしたが、ほっこり心温まるわりと好きなお話でした。 母の心得は、もう何度も涙、涙… もし我が子がと思うと、胸が潰れそうになります。 こちらは2人の母親の依頼者のお話が交互に展開されていくのですが、面会後、お互い何も知らずに交わした言葉が、“ご縁”を感じてとてもよきでした。 そして一人娘の心得、想い人の心得。 ネタバレになりそうなので控えますが、主人公が今まで出逢った人との間に交わした言葉や記憶に背中を押され、大きな一歩を踏み出すところで物語が終わります。 あえて結末を描かず、ご想像にお任せしますといったラストもよかったです。 「想い人や、大事な人たちと、同じ時間に存在できるということは、どれくらい尊いことか」
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死んだ人と生きている人を再会させる使者(ツナグ) 涙を誘う再会エピソードはもちろん胸にぐっとくるものがあったが、再会せずに故人の気持ちを思いやる"一人娘の心得"も良かった 会えなくなったからこそ思いを馳せて思い出すこと、遺志を継ぐことが供養になる、そんなことをあらためて感じた
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身近にいる大切な人と同じ時を生きれることの尊さを感じさせられる本だった。 色んな葛藤を乗り越えて死者に会う人、逆に会わない選択をする人、それぞれの想いを読み、心打たれた。特に奈緒の話が印象に残っている。使者の存在は知らなかったのかもしれないが、死んだ父に諦められていたかもしれなく...
身近にいる大切な人と同じ時を生きれることの尊さを感じさせられる本だった。 色んな葛藤を乗り越えて死者に会う人、逆に会わない選択をする人、それぞれの想いを読み、心打たれた。特に奈緒の話が印象に残っている。使者の存在は知らなかったのかもしれないが、死んだ父に諦められていたかもしれなくても、それを乗り越えたい、乗り越えて父の工房を残したいと思い、挑戦する姿勢はとてもかっこよかった。私もどれだけ苦しくても、それくらいの強さを持って生きていける人間でいたいと思った。 歩美の祖母が言った「もし、結婚したら、その相手には、なんでも話せるといいね。」という言葉もとても印象に残っている。私はこの言葉を読んだとき、彼氏のことを思い浮かべた。私にとって彼氏は本当になんでも話せる存在だと思う。うれしいこと、嫌だと思ったこと、悔しかったことなどだいたい全部。あまり人に心を開けない自分が、一番なんでも話せて、それをやさしく聞いてくれる。それでいて尊敬できる強さも持っていて、私のことを一番に思ってくれている。これからも彼のことを大事にしたいし、一緒に幸せになるためにがんばりたいと強く思った。 また、この本を読んで約2年前に亡くなった祖母のことを想った。2024年の9月、私がニュージーランドに1ヶ月語学留学をしている間にがんで亡くなった。留学前から余命が短いことは聞いており、8月にも2度ほどお見舞いに行ったが、まさか留学中に亡くなるとは思わなかった。祖母は何を想って亡くなったんだろうとときどき思う。亡くなる前、祖母は私に日本に帰ってこなくていい、留学をしっかり頑張ってきて欲しいと両親などに言ってくれていたらしい。それを聞いたときは、本当にいいのか?と思いつつ、祖母に甘える形で留学から帰らず葬式にも出なかった。私はそれを祖母の、人に迷惑をかけたくないという相手を気遣う気持ちからの行動だと思うが、実際私が葬式に来なかったと知ったら悲しむような気もするのだ。祖母のそういう気遣いのできるやさしさや強さが好きだったが、後悔も残っている。そんな祖母のことをかなりの頻度で思い出すし、祖母が亡くなる時に何を想ったかなどを考えると泣きそうになるが、彼女の見せてくれたかっこいい背中を忘れず、彼女に恥じない人生を送りたいと思う。
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