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ツナグ 想い人の心得 新潮文庫
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ツナグ 想い人の心得 新潮文庫

辻村深月(著者)

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ツナグ 想い人の心得 新潮文庫

825

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 新潮社
発売年月日 2022/06/27
JAN 9784101388830

ツナグ 想い人の心得

¥825

商品レビュー

4.3

240件のお客様レビュー

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2024/11/06

前作に続いて、死というものを扱いながら、心温まるスト−リ−展開に持っていく安定感は抜群だ。多少話が出来すぎに感じるところもあるが、作者の術中にはまり一気読みだった。 歩美の誠実さが、常に物語を支えている。

Posted by ブクログ

2024/11/03

どこまでも優しくて,ちょっとズルくて,そして甘く残酷な人だと思う.辻村深月と言う作家さんは,読者にも,作中の登場人物にも,優しくて,残酷. どうしようもない,手繰り寄せても,抱いても抱きしめても擦り抜けてしまう,愛の行方を,どうして突きつけるのか?あまりに残酷で,尊い. 本書の1...

どこまでも優しくて,ちょっとズルくて,そして甘く残酷な人だと思う.辻村深月と言う作家さんは,読者にも,作中の登場人物にも,優しくて,残酷. どうしようもない,手繰り寄せても,抱いても抱きしめても擦り抜けてしまう,愛の行方を,どうして突きつけるのか?あまりに残酷で,尊い. 本書の1話目は,前作と見事にリンクし,そして,最終話は依頼人の人生を賭けた使命と,使者の勤めと,そして人としての主人公の未来が見事に収斂する… 追い討ちのように,謝辞迄含めてきちんと『ツナグ』恐れ入りました. 依頼人が会いたかった人の名が,この世界に僕を引きずりこんだ人と同じ名前,主人公の苗字が「渋谷」なのもまた…個人的には何か『ツナグ』ものを感じられずにはいられなかった. 同じ名前のその人は,年が明ければ,去っていく…自らの,「幸せな未来」に向けて,旅立っていく. もう二度と交わることはないかもしれないし,時々,会えるかもしれないけど,多分いずれ,川に浮かぶ木の葉のように,それぞれの水の流れに違う岸辺へ辿り着くのだと思う… もしも,『ツナグ』が,本当にいたのなら,ボクが平穏に85歳を迎えられたなら,依頼の電話をかけてみたい…あ,ボクの方が先に死ぬか?笑 君と別れたのは,なぜだろう? 君と出逢うのは,いつだろう?

Posted by ブクログ

2024/10/11

今年読んだ本の100冊目に本作を選びました。 いつも惰性で解説を読むのですが、この解説はブクログにレビューすることを考えながら読んでいる自分の意見そのままで書くことが無いですw こうして手に取る本が増えることが嬉しいです。 使者に頼らず生きていく人を描いた章は天晴れでした。 ご自...

今年読んだ本の100冊目に本作を選びました。 いつも惰性で解説を読むのですが、この解説はブクログにレビューすることを考えながら読んでいる自分の意見そのままで書くことが無いですw こうして手に取る本が増えることが嬉しいです。 使者に頼らず生きていく人を描いた章は天晴れでした。 ご自身が生み出したお話、レールに載せない表現が素晴らしかったです。 使者との関わり方を前作から広げるものばかりで本当に面白かったです。

Posted by ブクログ

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