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ツナグ 想い人の心得 の商品レビュー

4.3

312件のお客様レビュー

  1. 5つ

    128

  2. 4つ

    131

  3. 3つ

    37

  4. 2つ

    3

  5. 1つ

    0

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2026/04/13
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

 前作に引き続き、とても感動した作品だった。続きということもあり、物語のつながりを感じながら読むことができて、とても面白かった。  特に印象に残ったのは、「一人娘の心得」と「歴史研究の心得」の章。それぞれの人物の想いや選択が丁寧に描かれており、1巻目とまた違う面白さがあって、印象に残った。また、主人公・歩美の成長にも感動し、さらに新しく登場した杏奈もすごく好きになった。はっきりとした性格で、自分の軸を持っているところが魅力的だと思う。  そして、この作品を通して新たな気づきもあった。それは、「必ずしも死者と再会しなくてもよいのではないか」という考え方である。 「死者に会うことは、誰かの死を消費することと同義の、生きている人間の欺瞞なのではないか」 この言葉から、死者との再会は必ずしも前向きなものではなく、生きている側の都合や欲求によるものでもあるのではないかと感じた。 ただ、 「見たことのない神様やお天道様を信じるよりも切実に、具体的な誰かに、見ていてほしいと願う」 という言葉から、人は誰かに見守られていると感じることで、自分の行動を正そうとしたり、前を向こうとしたりするのだと気づかされた。  このように、死者とのつながりは単なる再会ではなく、生きている人の在り方や行動にも影響を与えるものなのだと感じた。

Posted byブクログ

2026/04/01

数年に及ぶ積読の末に読了。ツナグ側のパーソナルな生活を主題に置き、依頼人のストーリーだけでなくそれを実現に導く裏方としての葛藤などが加えられている。前作でも感じていたことだが、自分は死者を呼び戻すメカニズムなどをはじめとするツナグ側ことはブラックボックスにしておいて欲しかったので...

数年に及ぶ積読の末に読了。ツナグ側のパーソナルな生活を主題に置き、依頼人のストーリーだけでなくそれを実現に導く裏方としての葛藤などが加えられている。前作でも感じていたことだが、自分は死者を呼び戻すメカニズムなどをはじめとするツナグ側ことはブラックボックスにしておいて欲しかったので、前作ほどのインパクトはなかったというのが正直なところ。歩美のパーソナルよりも死者と会えるフィクションの喜怒哀楽を主題とする作品を見たかった。 『一人娘の心得』で、ツナグという死者とつながるもしもの解決策を扱う物語でありながら、あえてそこに答えを求めず、現実的な世界の中で話が完結するのは面白いと思った。

Posted byブクログ

2026/03/24
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

はーあ。母娘の話で泣いちゃった。 ずっとドイツ語で会話したかった。 でもそれより、生きててほしかった。 でブワーー ツナグ①で出てきた美砂(私はもう完全に橋本愛でしか再生されない)が再び、、?!と思ったけど、かすっただけだった。 使者が少女に代替わりしたと思ったら、親戚の子だった。そんな1話。 歩美、恋に落ちるの巻。 2人が結ばれたら、工房のおじさんは喜ぶだろうねえ 「あの人だったら何て言うだろう」って歩美が言ってたけど、それ、私もすぐ心の中で唱える。 一緒に過ごした時間よりいなくなってしまってからの方が長くなってしまったけど、それでも尊敬していた祖父、今でも生きていたら、 私がこう思ったら、そう行動したら、何ていうだろう?って考える。この報告をしたら喜んでくれるだろうか、って考えて頑張れたりする。 最後の最後にこの文章が出てきたものだから、私と同じだーーとなり、またおじいちゃんのことを思い出して眠ったのでした。

Posted byブクログ

2026/03/19

前作を十年くらい前に読了しているが、感心したのを覚えている。⭐︎も五つをつけている。今作も人生の機微に触れる良い話ばかりで一気に読まされた。 一晩限り会いたい死者に会えるという、ありえないシチュエーションなのだが、その面会場面での物語だけでなく、生きている人と死者をつなぐ使者であ...

前作を十年くらい前に読了しているが、感心したのを覚えている。⭐︎も五つをつけている。今作も人生の機微に触れる良い話ばかりで一気に読まされた。 一晩限り会いたい死者に会えるという、ありえないシチュエーションなのだが、その面会場面での物語だけでなく、生きている人と死者をつなぐ使者である普通の若者歩美の成長物語もサイドストーリーとして描かれていて、物語に深みをさらに深みを与えている。 本作の第一編「プロポーズの心得」が前作の「親友の心得」とリンクしている心憎い作りになっているようなので、第一作から読んだ方がいい。私は解説を読むまですっかり失念していましたが。 その第一編で使者を務める杏奈がまたいいキャラで、こんな小学校一年生いないと思いながらも好きになってしまった。おそらくまだまだ続くであろうこのシリーズでの杏奈の活躍も今後楽しみにしたい。

Posted byブクログ

2026/03/03

久々に心動かされたいと思い、手に取った。涙活は残念ながらできなかったが、感動のシーンがいくつもあり、とても心温まる作品であった。 使者や依頼人のエピソードから、人生は刹那であると強く感じた。人生には後悔がつきものであることは私も短い人生の中で実感してきた。だが、『ツナグ』を通して...

久々に心動かされたいと思い、手に取った。涙活は残念ながらできなかったが、感動のシーンがいくつもあり、とても心温まる作品であった。 使者や依頼人のエピソードから、人生は刹那であると強く感じた。人生には後悔がつきものであることは私も短い人生の中で実感してきた。だが、『ツナグ』を通して、そんな後悔の積み重ねが、これからの人生を、そして自身をより深く強くしていくのかもしれないと気づいた。私は今人生の中で1つ目の節目に立っている。そんなときに、この作品に出会えた'ご縁'に感謝する。

Posted byブクログ

2026/03/02

続編も素敵な内容だったことは記憶ある。もう1回読み直したい。 現世にツナグがあったらお母さんに会いたいな、でも人生で1回しか使えないんだもんね、そうなったら将来もしもお父さんがなくなったときに、私は今でもお世話になってるお父さんに使いたいとおもうかな、、

Posted byブクログ

2026/02/26

泣けると聞いて読んだが泣けなかった。生者の為に死者が集められる表現とエゴについては考えさせられた。構図としてはよくできていて最後まで飽きさせない

Posted byブクログ

2026/02/25

前作も良かったが、特に心に響いた作品。 現実にはツナグはいないが、いつ人がいなくなるかわからない分、今生きている人たちを大事にしたいと思う。

Posted byブクログ

2026/02/18

前作と共に大好きな本となりました。自分自身にも、大切だと思う人にも、誰にでも、いつ何が起こるかは分からないことだと改めて思い直します。限りがある時間のなかで、忙しくとも、会いたいと想う人には会う時間を作りたいです。

Posted byブクログ

2026/02/17

だいぶ前に読んだので、記憶は朧げですが… 再開シーンに感動した気がします。 亡くなった人と今を生きる人を「ツナグ」事ができるなら、自分だったら…と色々考えながら読みました。

Posted byブクログ