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豊田章男の覚悟 自動車産業グレート・リセットの先に
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 朝日新聞出版 |
発売年月日 | 2022/05/20 |
JAN | 9784023322578 |
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6件のお客様レビュー
著者は名古屋生まれ。トヨタ愛が強い感じがする。著者の『トヨタの方式』を以前読んだが、トヨタは無難である。そして堅実、保守的そして田舎サムライとされた。本では「研究と創造に心を致し、常に時流に先んずべし」という姿勢が感じられた。『トヨトミの野望、逆襲』を読んで、豊田章男の裸の王様...
著者は名古屋生まれ。トヨタ愛が強い感じがする。著者の『トヨタの方式』を以前読んだが、トヨタは無難である。そして堅実、保守的そして田舎サムライとされた。本では「研究と創造に心を致し、常に時流に先んずべし」という姿勢が感じられた。『トヨトミの野望、逆襲』を読んで、豊田章男の裸の王様ぶりをあからさまにした。豊田章男の評価のバランスを取るために、片山修の本を読んでみた。ちょうど、中和されていい感じとなった。まぁ。提灯本に近いところが、たまらなくいい。 なんと言っても、日本では一番稼ぐ会社なので、存続してほしい。乾いたタオルをとことん絞るという下請け会社システム、在庫を持たないカンバン方式、派遣、研修社員の活用など、日本の格差社会を実現した会社として、あくどく生きているのも素敵だ。内部留保も多い。自動車産業の100年に一度の変革時期にあるので、豊田章男はどう取り組むかということも興味もあった。本来なら豊田章男の本を読んでみたい。この本では、豊田章男が話した言葉があ李、拾ってみた。 「私は、誰よりもクルマを愛し、誰よりもトヨタを愛しています」2010年2月24日アメリカ議会公聴会。 「もっといいクルマをつくろう。それはクルマが好きだから」 「一人の運転好き、クルマ好きの人間として、クルマを楽しむ時間を作りたい」 「道が人を鍛える。人がクルマをつくる」 「トヨタはカーメーカーだ。走って楽しいクルマをつくる責任がある」 「きびきびした走り。味のある走り」 「何かを決めて動いてみること」 何かが起これば、彼は必ず現地現物を実践する。なぜか。現物を見れば、必ず何かを感じて、考える。思索する。それは大切な時間だ。 「真剣に考えないといけないが、深刻には考えないようにした」 「コントロールできないことを深刻に考えると、人はネガティブになってしまいます。ネガティブな連鎖は物事を悪くするばかりです。深刻にならず、まずは、コントロールできる範囲のことを真剣にやっていければいい」 「まずは思想です。そもそもトヨタは何のために存在するのか。クルマをたくさん売るためではありません。トヨタはみんなの幸せのために存在するのです」 「自分以外の誰かを思い、その人のために働き、そしてともに幸せになる」 「今、世界は悲しく、やりきれない現実に直面しております。私は、ロシアによるウクライナ侵攻に対して、激しい憤りを感じております。戦争や対立は誰も幸せにしません」 そして、ロシア、サンクトペテルブルク工場を撤退した。 「先を見通すことはむずかしい。こんな時だからこそ、無理にでも笑顔になって乗り越えた参りましょう」 一人勝ちでは?「一人も勝たなかったら、この国は一体どうなるのでしょうか。一人でも勝たないと、この産業は支えられないし、この国も支えられない」 トヨタは、47ヶ国にアスリートがいて、オリンピックに123人。パラリンピックに57人の選手を送り込んだ。「トヨタファミリーの代表選手たち」 「全方位戦略」「あらゆる技術の可能性に挑戦したい」「トヨタの本気度」 「情報とは、必要な人が、必要なものを、必要な時に、すぐに引き出せること」 「モビリティ・フォー・オール(すべての人に移動の自由を)」 2018年1月「自動車会社からモビリティカンパニーへ」 「敵は炭素であり、内燃機関ではない」 「EVをつくればつくるほど、CO2が増える」 2020年10月26日、菅首相の2050年までに脱炭素の実現を宣言。 「いま、日本がやるべきことは技術の選択肢を増やしていくことであり、規制、法制化はその次だと思います。最初からガソリン車やディーゼル車を禁止するような政策は、その選択肢を自ら狭め、日本の強みを失うことにもなりかねません。政策決定におかれまして、この順番が逆にならないようお願い申し上げます」 「ウーブンシティでカーボンニュートラリティの実現を目指します」ウーブンとは、織り込まれたという意味。 「トヨタの過去、現在、未来に対して責任を持つこと」 「わたしたちは、幸せを量産する」 この本から、拾ってみた。耐えて、耐えて、それでも笑顔をつくろうとする。 ふーむ。おもしろい。表出した言葉から、思いの裏側が見えてくる。
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【感想】 豊田さんのレースを始めたきっかけを知って胸が熱くなった。 いい車、とは何か。それを感覚でわかってないといけないということで、高齢からでもレーシングドライバーになる挑戦を果たし、トヨタのマスタードライバーになった豊田さんを尊敬する。 休みの日でも練習とか。やはり大切な...
【感想】 豊田さんのレースを始めたきっかけを知って胸が熱くなった。 いい車、とは何か。それを感覚でわかってないといけないということで、高齢からでもレーシングドライバーになる挑戦を果たし、トヨタのマスタードライバーになった豊田さんを尊敬する。 休みの日でも練習とか。やはり大切なのは腹を決めること、向き合うことだと確認したら
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
トヨタのリーダーたる豊田章男氏について知ってみたいと思い読書 メモ ・多様化した世界、正解のわからない時代、こうした時代を生き抜くために大切なこと、それは何かを決めて動いてみること ・EV化=クリーンとは限らない。結局火力発電中心の場合、CO2増加に寄与することになる ・トヨタの全方位戦略とEV軌道修正の可能性 ・開発にプロドライバーが参加。エンジニアとドライバー、開発現場が一体となり開発 ・技術の選択肢を増やすことが重要
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