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AI時代の資本主義の哲学 講談社選書メチエ763
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AI時代の資本主義の哲学 講談社選書メチエ763

稲葉振一郎(著者)

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AI時代の資本主義の哲学 講談社選書メチエ763

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 講談社
発売年月日 2022/05/12
JAN 9784065281574

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2025/02/15

久しぶりに読むのがつらい本だった。興味が湧かず話の展開についていけず。AIで格差が広がりそう、ギグワーク的な契約に基づく仕事が増えそう、バブルも増えそう、という話だったという理解。AIが、しかもオープンソースのAIがいろいろ解決してくれるようになったら、労働、余暇、企業、経済はど...

久しぶりに読むのがつらい本だった。興味が湧かず話の展開についていけず。AIで格差が広がりそう、ギグワーク的な契約に基づく仕事が増えそう、バブルも増えそう、という話だったという理解。AIが、しかもオープンソースのAIがいろいろ解決してくれるようになったら、労働、余暇、企業、経済はどうなるのか、マルクスの系譜で考えてる人いないのか。

Posted by ブクログ

2022/08/10

アダム・スミス,マルクス,ウェーバー,コルナイ,シュンペーターの議論を軸にして,資本主義の性質を考察することが目的の本。以下は個人的な下手くそまとめ。 資本主義を,生産要素市場がある市場経済で,イノベーションが継続的に起きる性質を持つと捉えている。 市場と組織・所有とが微妙なバ...

アダム・スミス,マルクス,ウェーバー,コルナイ,シュンペーターの議論を軸にして,資本主義の性質を考察することが目的の本。以下は個人的な下手くそまとめ。 資本主義を,生産要素市場がある市場経済で,イノベーションが継続的に起きる性質を持つと捉えている。 市場と組織・所有とが微妙なバランスを取り続けるところに資本主義の核心があるという。バランスは,私的所有権は市場に参加する権利でもあり市場から降りる権利でもあるという点や,イノベーションを駆り立てる動機になる独占が市場経済の的である一方で資本主義の動力でもあるという点のこと。 土地,資本,労働が市場で取引されるがゆえに,土地,資産,人的資本,知識を持つ側と持たない側の格差が構造的に存在することになる。 AI化のもとでの資本主義は格差を拡大していきそうだと述べる。ただ,監視資本主義(プラットホーム企業やネット企業の監視資本主義が自由な市場経済を否定してしまう可能性もなくはない),雇用から請負への移行(AIにより外部から必要な人材をすぐに調達でき,予め決まった仕事を確実に割り振れるようになると,雇用から請負にシフトする。雇用から請負へのシフトにより,情報に不利な立場にある受注者が搾取されるという新しいタイプの労働疎外が起こるかもしれない)に留保がある。 またAI化の一つの予想として,AIの機械学習で,自分で自分を真似することが起こるとバブルが起きるかもしれないとのこと(株式投資や顧客の行動履歴に基づいた提案システムのもとでの消費において)。

Posted by ブクログ

2022/07/07

スミス、マルクス、ウェーバー、ウォーラーステイン、シュンペーターらの理論を用いて、資本主義を概念分析しその本質に迫ろうとする試み。そこでは資本主義の本質が「生産要素市場を備えた市場経済における、イノヴェーションの創発の恒常化」と定義される。その議論の過程の中では組織や規則を重視す...

スミス、マルクス、ウェーバー、ウォーラーステイン、シュンペーターらの理論を用いて、資本主義を概念分析しその本質に迫ろうとする試み。そこでは資本主義の本質が「生産要素市場を備えた市場経済における、イノヴェーションの創発の恒常化」と定義される。その議論の過程の中では組織や規則を重視するウェーバーの理論は否定とまでは言わないまでも排除される。その背景にあるのは経済学的か社会学的かのアプローチの違いにあるようである。 書名にある「AI時代」に関しては最終章に少々出てくるだけで、労働問題や監視社会といったテーマが語られるが、あまり目新しい議論はされていないように思えた。という意味においては「題名に偽りあり」とも言えるが、そこに至るまでの資本主義を概念分析しその本質に迫ろうとする試みそのものは、著者独特の思考が感じられ、読み応えは充分あるとは言える。

Posted by ブクログ

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