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ただしさに殺されないために 声なき者への社会論
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ただしさに殺されないために 声なき者への社会論

御田寺圭(著者)

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ただしさに殺されないために 声なき者への社会論

定価 ¥2,200

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 大和書房
発売年月日 2022/05/12
JAN 9784479393870

ただしさに殺されないために

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商品レビュー

3.6

18件のお客様レビュー

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2024/01/30

普段、意識することはあっても、そこまで真剣に考えるテーマではなかったため、刺激的でとても面白かった。序盤は読んでいて少し気が重かったが、2章以降は興味があったためかスラスラと読み進めることができ、それによって序盤の内容も後から理解が追いついてきた。 「自由」や「平等」がヨシとされ...

普段、意識することはあっても、そこまで真剣に考えるテーマではなかったため、刺激的でとても面白かった。序盤は読んでいて少し気が重かったが、2章以降は興味があったためかスラスラと読み進めることができ、それによって序盤の内容も後から理解が追いついてきた。 「自由」や「平等」がヨシとされている中で、意外とそれらの言葉が条件付きのものであることが明快に述べられている。わりと当たり前とされていることや、共有されている価値観みたいなものについて改めて考えてみることができる。 著者は各トピックについて話題提供を行うのみで、その答えは読者に委ねられているようである。もちろん、著者なりの見解もあり、首肯できるものもあれば、そうでないものもある。多くの人の意見を聞いてみたいと思える内容であった。

Posted by ブクログ

2023/12/19

序章、一章は面白かったが、それ以降がつまらなかった。 友達と普段議論していることが本になったようなイメージ。考え方や論点は面白かったが、特に新しいことが学べたわけではなかった。 また、ケーススタディを重ねて同じようなことを繰り返し言っているような気がした。

Posted by ブクログ

2023/09/26

強い光を放つ善意の物語からこぼれ落ちる、物語にもならない打ち捨てられた断片を可視化した記録である。美しく輝き、人々の心を打つ物語の陰で、だれからも見向きもされず、埃をかぶって、ときに腐敗していたものをつむいで、紙面に浮かび上がらせたものだ。(エピローグより) 今まで考えたことがな...

強い光を放つ善意の物語からこぼれ落ちる、物語にもならない打ち捨てられた断片を可視化した記録である。美しく輝き、人々の心を打つ物語の陰で、だれからも見向きもされず、埃をかぶって、ときに腐敗していたものをつむいで、紙面に浮かび上がらせたものだ。(エピローグより) 今まで考えたことがない視点からの問題提起に、自分の想像力の欠如や欺瞞をあぶり出されるような感覚を持ちながら読みすすめた。たまたま図書館で見つけて手に取って読み始めたものだ。著者は会社員のかたわら文筆業に携わっているらしい。もっと多くの人に読んで欲しい本だ。 追記 別の本を読んでいて著者の名前を見つけた。著名なネット論客だそうな。ネットで多くの読者を惹きつけて、本として出版される。雑誌の廃刊で有能な書き手が育たない嘆きを読んだことがあるが、こんなふうに世間に名を知らしめる方法があるのだな、と新しい時代の到来を痛切に感じた。極端な論説が世を席巻する怖さは増幅したが。

Posted by ブクログ

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