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孤剣の涯て
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孤剣の涯て

木下昌輝(著者)

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孤剣の涯て

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 文藝春秋
発売年月日 2022/05/10
JAN 9784163915364

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商品レビュー

3

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2024/09/06

帯に短し襷に長し…。

2024年9月読了。

本書が本屋大賞(時代小説部門)受賞作と聞き、ふと手にした。著者は『宇喜多の…』シリーズで知っていたのだが、本当にコレで受賞したのかと首を傾げるレベルで、非常に残念な出来だった。

以下、マズいと思った点を挙げると…、
この作品...

2024年9月読了。

本書が本屋大賞(時代小説部門)受賞作と聞き、ふと手にした。著者は『宇喜多の…』シリーズで知っていたのだが、本当にコレで受賞したのかと首を傾げるレベルで、非常に残念な出来だった。

以下、マズいと思った点を挙げると…、
この作品の褒め言葉で「どんでん返しのミステリー」とか「山田風太郎ばりの…」等の惹句が書かれているが、そういう要素はほぼ無い。
「犯人探し」と言っても、宮本武蔵が行き当たりばったりに犯人を探して、右往左往するだけ。トリックもアッと言わせる意外な要素も無し。
それから《山田風太郎ばりの…》と言うには、『呪いの仕組み』の辺りの設定がチャチ過ぎる。又それを、作中で著者自身が「呪とは、所詮は人間自身が惹き起こすものであって、呪い単独では成立しない」と文中で書いている為、元も子も無い結果に。多くの人々を惑わせる本作の『妖刀村正』も、特に力の無い刀で面白味が無かった。
そして、宮本武蔵が心身ともに「軽過ぎる」と云うか、直ぐに騙されたり手傷を負ったりと、わざわざ彼を主役に持ってくる意義を感じなかった。武蔵を主人公とした小説は沢山有るが、こんなに「普通の剣術使い」で面白味の無い主人公も珍しい。
それと、大阪の陣の描写が、武将レベルの動きと、足軽以下の下々の醜悪な殺し合いの書き分けの構成がゴチャゴチャで、読んでいて不快なことこの上無かった。
以上、悪口ばかり書いたが、実力のある著者への期待度の高さ故と思っていて頂きたい。

ここ数年「今で散々書かれてきて、もう書く事無いだろ」とまで言われた《戦国時代》を舞台にした作品でも『黒牢城』『塞王の盾』『八本目の槍』『チャンバラ』等の優れた小説が席巻している。本作ぐらいのレベルでは太刀打ち出来ないモノがどんどん出版されている。著者の今後の御健闘を祈る。

それにしてもつくづく思うのは、この時代の《戦国武将》って、家族筋、親族筋、公家衆、寺社関係、家来衆,、の他領土拡大に伴って関係してくる敵・味方、その上下剋上で成り上がって来る奴まで考えると、一人の武将がその全ての顔と名前と因果因縁まで、憶え切れてたのかな?って、ちょっと気の毒に成るね…。現代の政治家より過酷なんじゃないw。

左衛門佐

2025/03/13

紙が厚く2ページ捲ったかたと何度も確認。相変わらず汚い描写が続く。関西の話に偏りすぎでは。「宇喜多の捨て嫁」で抱いた作者への期待は何だったのか。1から10まで、凶々しいだけの連続で、最後まで読んだがその必要はなっかたかな。

Posted by ブクログ

2024/09/22

大阪の陣を経て徳川の世が確定、剣豪などという人種は不要のものとなった時代。それでも剣の道を極めようとする宮本武蔵だが、天賦の才に恵まれた後継者が、不可解な事件に巻き込まれて殺される。その裏には、豊臣と徳川の最後の対立があり、武蔵もこれに巻き込まれていく。SF時代小説として十分面白...

大阪の陣を経て徳川の世が確定、剣豪などという人種は不要のものとなった時代。それでも剣の道を極めようとする宮本武蔵だが、天賦の才に恵まれた後継者が、不可解な事件に巻き込まれて殺される。その裏には、豊臣と徳川の最後の対立があり、武蔵もこれに巻き込まれていく。SF時代小説として十分面白いし、登場人物の意図が生々しく伝わる描写で引き込まれる。

Posted by ブクログ