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ヒルビリー・エレジー アメリカの繁栄から取り残された白人たち 光文社未来ライブラリー
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ヒルビリー・エレジー アメリカの繁栄から取り残された白人たち 光文社未来ライブラリー

J.D.ヴァンス(著者), 関根光宏(訳者), 山田文(訳者)

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ヒルビリー・エレジー アメリカの繁栄から取り残された白人たち 光文社未来ライブラリー

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 光文社
発売年月日 2022/04/12
JAN 9784334770525

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ヒルビリー・エレジー

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商品レビュー

4.2

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2025/12/17

2025.11.20読了。 なかなか読み通すのに難儀した。 同じメモワールである『爆弾犯の娘』は一気呵成に読めたのに、こちらは休み休みでないと読み通せなかった。それは馴染みの薄いアメリカの話だからとか、登場する家族が多くて関係が複雑すぎるからとかいう理由のせいだけだろうか?  ...

2025.11.20読了。 なかなか読み通すのに難儀した。 同じメモワールである『爆弾犯の娘』は一気呵成に読めたのに、こちらは休み休みでないと読み通せなかった。それは馴染みの薄いアメリカの話だからとか、登場する家族が多くて関係が複雑すぎるからとかいう理由のせいだけだろうか?  たまたま同時期に読んだこの本と『爆弾犯の娘』があらゆる意味で対照的なのが面白い。 USAと日本、田舎と都会、大家族集団と核家族、二人姉弟とひとりっ子、男と女、法曹・政治家(志望)と俳優・脚本家、シリアスとコミカル、告発志向とエンタメ志向……。 自分が過ごした「不遇な幼少期の環境」を描くという共通の枠組みがあるし、貧困以外にも「父」の不在や理不尽な引っ越しという共通項もある。だが、書かれたものも、彼らが達した境地(政治的立場)も、まるで対極にあるのが興味深い。 結局、J・D・ヴァンスは個人的な体験を通して、「ラストベルト」という自分の育った社会(コミュニティ)を紹介することが目的なのだ。そしてそれは、彼ら「ヒルビリー」の苦境を訴えたいからだ。だが、ヴァンス自身が言っている通り、ヒルビリーは苦境を他人のせいにして自己を改めない。逆に、猜疑心から陰謀論に走り、薬物に逃避し、平気で「悲劇のヒロイン」臭を醸し出す。 だから門外漢の自分には、気の毒には思えても、同情に値しない人々に思えてしまうのだ。普段「自己責任論」だとか、「自助」とかいう言葉に吐き気を催す自分だが、この種の「(不平不満だけ言う)甘ったれ」にも反吐が出る。 ネイティブ・アメリカン、黒人、ヒスパニック、アジア系よりも可哀相な白人? いったい彼らの頭の中のアメリカ史はどうなっているのだろうか?

Posted by ブクログ

2025/12/11

感動的で素晴らしい書籍だった。アメリカの白人労働者層の世界観がものすごい伝わってくる。 バンス氏がそこから這い上がっていきながらも苦悩する人生が本当に映画みたいで感動的。 トランプがどうして2度も大統領になれたのか、その解にも繋がる話。

Posted by ブクログ

2025/11/05

貧乏な白人が弁護士になった頑張りを自慢している雰囲気がプンプンするが、彼が育ったPoor Whiteの実態がよく分かる良書と思う。彼が副大統領にまで上り詰め、更に高みを狙う時、この育ち方がどっちの方向に向かうのか興味津々。 イギリスには”Chavs”という階層があり、サッチャーの...

貧乏な白人が弁護士になった頑張りを自慢している雰囲気がプンプンするが、彼が育ったPoor Whiteの実態がよく分かる良書と思う。彼が副大統領にまで上り詰め、更に高みを狙う時、この育ち方がどっちの方向に向かうのか興味津々。 イギリスには”Chavs”という階層があり、サッチャーの負の遺産とされているが、このPoor White English がイギリスで出来てしまったことを並行して学ぶと日本の将来(Poor Japanese)の出現もよく見えてくるものと思われる。

Posted by ブクログ