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動物園を考える 日本と世界の違いを超えて
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 東京大学出版会 |
発売年月日 | 2022/03/22 |
JAN | 9784130622325 |
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動物園を考える
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商品レビュー
4.8
5件のお客様レビュー
文章の雰囲気、章立てが非常に好みでした。 また、このような種類の本を数冊読んだあとで、この本では経営周りの話が多く、この辺りの知識が私に不足していたというのも気がつくことができて大変勉強になりました。 問題点をそれではどう解決するかと建設的に考えられている点も素晴らしかったです。...
文章の雰囲気、章立てが非常に好みでした。 また、このような種類の本を数冊読んだあとで、この本では経営周りの話が多く、この辺りの知識が私に不足していたというのも気がつくことができて大変勉強になりました。 問題点をそれではどう解決するかと建設的に考えられている点も素晴らしかったです。 読むことができて良かったです。ありがとうございました。
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動物園に行ったことがない、という日本人は少ないだろうが、意外と深くは知らない場所でもある。 著者は動物園学という、あまり聞きなれない専門の方だが、興味深い話が多かった。 表紙はかわいらしいが、内容は動物園の意義や経営、生命倫理、政治や歴史的経緯など、多岐な分野に渡って動物園につ...
動物園に行ったことがない、という日本人は少ないだろうが、意外と深くは知らない場所でもある。 著者は動物園学という、あまり聞きなれない専門の方だが、興味深い話が多かった。 表紙はかわいらしいが、内容は動物園の意義や経営、生命倫理、政治や歴史的経緯など、多岐な分野に渡って動物園について語られる。 読んでいる印象としては動物園に関わる人の愚痴を聞いているようだが、身近な愚痴にはうんざりしても、知らない分野の愚痴はおもしろいものでもある。 身近な話でいえば、公共が運営する動物園の入場料が安いのは、入場料を改定するには条例の変更までも必要となるハードルの高さがある、などは当然知らない話だった。 動物園への倫理的な批判というのは常にある。この歴史も古く、ほとんど動物園の始まりと同時ともいえるくらいらしい。 おもしろいのは、世界の動物園がその批判を無視するわけでもなく反論するわけでもなく、しっかりと応答することで動物園の運営を漸進的に改革していっている点。 最初に動物園と見世物小屋のちがいについて書かれているが、動物園を表すzooは、もともとzoological garden(動物学の庭)を省略して生まれたもので、学問的に価値あるものという意味合いがあったとのこと。その反対に、より古い言葉でmenagerieという言葉があり、こちらは見世物小屋に近い動物園という意味で使われていたらしい。ふたつの違いは志の有無である。 本書では日本の動物園に対する批判が多い。たしかに読み通すと、さまざまな問題点が内包されている。 動物園には人生で3回行くと言われているらしい。子どもとして、親として、祖父母として、である。つまり動物園に行く主体は子どもであり、その保護者でもあるということ。 動物園について考えるということは、動物だけでなく、人間社会についても考えるということでもある。
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読んだ。動物園の運営の話を知れたのは面白かったが、一番は第5章(動物園の役割とあり方)の5.1と5.2だった。動物の「人格」に関する話や、日本と欧米での動物と動物園の考えの違いと、そこからのイルカ導入問題の話がよかった
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