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わるい食べもの 集英社文庫
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 集英社 |
| 発売年月日 | 2022/03/18 |
| JAN | 9784087443639 |
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わるい食べもの
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わるい食べもの
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商品レビュー
4.1
84件のお客様レビュー
⬛︎ 愛おしい「偏屈爺」の食への執念 小説 洋菓子店プティフール では登場人物たちの甘いものへの食欲に驚いていたのですが(私はシュークリーム4個を一気には絶対食べられない)、本著を読んで千早さんのブラックホールのような食欲に妙に納得しました。笑 自らを「偏屈爺」と称する...
⬛︎ 愛おしい「偏屈爺」の食への執念 小説 洋菓子店プティフール では登場人物たちの甘いものへの食欲に驚いていたのですが(私はシュークリーム4個を一気には絶対食べられない)、本著を読んで千早さんのブラックホールのような食欲に妙に納得しました。笑 自らを「偏屈爺」と称する千早さんは、とにかく食べ物へのこだわりが強い。 ナポリタンは昔ながらの喫茶店のものがいいし、果物は「狩り」をする気持ちで自分で剥き、そのままかぶりつきたい。 私は進化系○○みたいな食べ物も好きだし、果物を「狩り」と感じたこともない。皮をむいた瞬間に広がる香りへ意識を向けることもあまりなかったので、自分にはない価値観や感性に「さすが小説家だなあ」と感じました。担当編集者との「“いい”食べ物って何だろうね」という会話も印象的でした。 健康志向の食事に興味が持てないのは、今の自分が健康だから――という千早さんの考えには、たしかに一理あるなあと。 私は栄養バランスを崩すとすぐ不調が出るようになってしまったので、年齢を重ねても健啖家でいられる彼女を少しうらやましく思ったりもしました。 特に印象に残ったのは、「暴食野郎」と自暴自棄になった時に、菓子パンやカップ麺など“悪い食べ物”を暴食する話。 私もたまにやってしまうけれど、食べた後は胃もたれと罪悪感でさらに落ち込んでしまう。 でも千早さんは、「具合が悪くなることこそ醍醐味」と開き直り、自分の中から湧き上がる欲求を否定しない。 病は気から、という言葉もあるけれど、こういうメンタルの持ち方も健康には大事なのかもしれない、と思いました。 食べ物を軸にしたエッセイですが、生き方や人間への視点でもハッとさせられる一冊でした。 「人間には想像する能力があるのに、どうして手が届くまで近づかないと想像できないのだろう」という人間の愚かさ。 「懐かしさとおいしさは完全には一致しない」という切なさ。 「ひとり旅は情報量が増える」という感覚への共感。 そして、病院勤務時代の“いつも怒っていたO先生”について、「怒るというのは、諦めないということ。問題意識を持ち続けているということ」という視点も、とても印象に残りました。 続編もあるようなので、近いうちにまた読みたいです。
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大好きな千早茜さんの食エッセイ 食べるとは生きると切り離せないことを再認識させられる。 幼い時の記憶って食に関するものが多い、美味しいだけでなく不味いも苦いも怖いも関連して覚えている。美しいだけでない記憶も大切に抱えていると千早さんのような文章が書けるのだろうか。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
好きな人の事は知りたいという、危険思考で手に取り(笑) 好きな食べ物が綺麗な文章で綴られてるんだろうなー…と思いきや良い意味で覆されました。 日常での疑問や、あの時の後悔や、今後の不安などいろいろ感じる自分に、貴方はそのままの自分で正々堂々と向き合いなさいと、背中を優しく押していただいた気分です。 そして出てくる食べ物が全て美味しそう! 千早さんの食べ物と人生への向き合い方が本当に素敵! 「美味しい」という感想以外で、拙いなりにも食べ物の日記をつけていきたいなと思いました…その瞬間の味を忘れる前に!
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