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平凡すぎて殺される 創元推理文庫
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平凡すぎて殺される 創元推理文庫

クイーム・マクドネル(著者), 青木悦子(訳者)

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平凡すぎて殺される 創元推理文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 東京創元社
発売年月日 2022/02/19
JAN 9784488165048

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商品レビュー

3.2

12件のお客様レビュー

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2024/05/29

いわゆるクローズドミステリー的「公権力に解決を委任できない」状況を主人公の境遇とイベントのスピード感で無理やり創出する思い切りのいい構成が好き。会話のユーモアも個人的にはツボだけど、たしかにスタンドアップコメディ的センスな気もするので、ここは個人的な好みもかなり入っていると思う。...

いわゆるクローズドミステリー的「公権力に解決を委任できない」状況を主人公の境遇とイベントのスピード感で無理やり創出する思い切りのいい構成が好き。会話のユーモアも個人的にはツボだけど、たしかにスタンドアップコメディ的センスな気もするので、ここは個人的な好みもかなり入っていると思う。 ただ、申し訳ないけどあまりにも青木氏の訳がひどい。主述関係が不明な文章が多いし、総じて日本語として汚い。せっかくのテンポの良さを殺していると思う。 シリーズもののようなので、手に入ったら原書で読もうと思った。

Posted by ブクログ

2024/03/10

これといって特徴のない平凡な青年ポール。 彼はそれを逆手に取って 老人ホームで認知症の気のある利用者たちの つかのまの「記憶の知人」になりすまして 話し相手になっている。 ところがある日、初めて話をした老人が 突然彼を誰かと間違えて襲ってきた! うーん。 怪我をしたまま身の危険...

これといって特徴のない平凡な青年ポール。 彼はそれを逆手に取って 老人ホームで認知症の気のある利用者たちの つかのまの「記憶の知人」になりすまして 話し相手になっている。 ところがある日、初めて話をした老人が 突然彼を誰かと間違えて襲ってきた! うーん。 怪我をしたまま身の危険を感じて その場にいた看護スタッフのブリジットと 街を逃げ回るうちに どうもその老人が過去の事件に関わってて その秘密をポールに漏らしたと思われたせいで 犯罪組織のボスに追われていることが わかっていくのですが。 わりと緩急のリズムがあって それとちょっと波長が合わせられなかった〜。 でも、途中で匿ってくれた老人が 実はポールが孫のふりをしてるって知った上で あえてだまされたまま協力してくれるのとか いいエピソードもあったわ。

Posted by ブクログ

2023/05/26

この小説のリズムに慣れるまで時間がかかった。 ちょっとしたジョークの応酬やクセのある登場人物の振る舞い、それと名前多すぎ問題で途中で誰が誰やら、中盤まではそんな感じで戻って読み直すことも多々ありましたが、慣れてからは一気に読みました。 アイルランド小説の王道を知らないだけに急展開...

この小説のリズムに慣れるまで時間がかかった。 ちょっとしたジョークの応酬やクセのある登場人物の振る舞い、それと名前多すぎ問題で途中で誰が誰やら、中盤まではそんな感じで戻って読み直すことも多々ありましたが、慣れてからは一気に読みました。 アイルランド小説の王道を知らないだけに急展開も楽しめたし、登場人物のクセも楽しめた。

Posted by ブクログ

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