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先生、モモンガがお尻でフクロウを脅しています? [鳥取環境大学]の森の人間動物行動学
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 築地書館 |
| 発売年月日 | 2022/02/16 |
| JAN | 9784806716303 |

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先生、モモンガがお尻でフクロウを脅しています?
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商品レビュー
3.9
11件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
目次 ・私の手に包まれていないと餌を食べないユビナガコウモリの話 ・二ホンモモンガの尻の模様は、天敵の攻撃をためらわせる目玉模様か? ・なぜヤギには顎髭(あごひげ)があるのか? ・洞窟内冬眠時のキクガシラコウモリの秘密 ・イヌだってオイカワだってアカハライモリだってワクワクする!? ・子モモンガは、成長のある時点からフクロウの鳴き声に反応するようになる ・父から受けついだ山に二ホンヤマネ母子がいた話 ・カルガモのヒナを救ってやれなかった ・キジバトPiがいた夏 「はじめに」を読んだとき、しまった!既読の本を借りてしまった!と思った。 というのも、「学生から卒業する先輩へのプレゼントを贈るに際して、先生にイラストを描いてほしいと頼まれた」と書いてあったからだ。 これ、前に読んだなー、とがっくりしながらぺらぺらとページをめくると、見覚えのないイラストや写真がどっさり。 あれ?読んでなかった? はい、読んでませんでした。 よく考えたら、以前読んだ方は学生がイラストを描いて持ってきたのでした。 もうね、10数冊もこのシリーズを読んできたら、読んだ文章か読んでない文章かなんてとっさに判断できないのよ。 エッセンスは同じなんだもの。 ツチヤ教授のエッセイと同じやね。 そして、文字情報では判別つかなくても、イラストや写真でははっきり以前見たことあるかどうかがわかるという、私の読書における文字情報の地位の転落が明らかになったというわけです。 もちっと文字情報で理解を深める努力をしよう。 さて、タイトルの「モモンガがお尻でフクロウを脅しています?」です。 いつもは「!」で終わることの多いタイトルが「?」で終わっている意味は? 実はモモンガのお尻には、目玉模様のような黒い丸が二つ並んでいるのだそうです。 木の枝などにいるモモンガを後ろから襲おうとすると、二つの目玉が睨んでいる、という感じ。 天敵に対してそういう防御手段をもつ動物はいますから、モモンガもそうなのか、と先生は実験します。 二つの目玉ありのお尻の写真と、目玉なしに修正したお尻の写真を用意して、それぞれその前にフクロウの餌を置いたところ、迷わずフクロウは目玉なしの方の餌を食べたのだそうです。 やった!実験成功だ! とは思ったものの、そこは研究者。 次は写真の位置を変えて実験を行ったところ、フクロウは迷わず目玉ありの方の餌を食べた。 つまり、フクロウは餌に全集中しているため、目玉を確認することなく、手近な餌に食いつく、というのが結論のようです。 ま、いろいろありますな。
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本シリーズは、2007年から1年に1冊のペースで刊行されている。 1作目から順番に図書館で借りているのだが、2022年の本書になると本自体がきれいなので写真まできれいに感じる。 「本書が、一服の心やすめになったらと思っている」と書かれていたが、そのとおりになっていますよ、小林先生...
本シリーズは、2007年から1年に1冊のペースで刊行されている。 1作目から順番に図書館で借りているのだが、2022年の本書になると本自体がきれいなので写真まできれいに感じる。 「本書が、一服の心やすめになったらと思っている」と書かれていたが、そのとおりになっていますよ、小林先生! 今回もコウモリ、モモンガ、ヤギ、コウモリ、イモリ、モモンガ、ヤマネ、カルガモ、キジバト と、レギュラー陣のコウモリ、モモンガ、ヤギの話題が満載だが、珍しく私の好きなトリの話題が2つあった。 カルガモもキジバトも(親から離れてしまった?)ヒナを育てる話だが、片方は残念な結果になる。 野鳥は捕まって籠に閉じ込められるとエサを与えられても食べずに弱って死ぬと聞いたことがある。 親や一緒に育ったヒナの存在が大きいということらしい。 イモリの話は「ワクワク」する、という話。 魚だって「ワクワク」すると言っているが、これは分かるような気がする。 私はグッピーを飼っているが、エサをあげようと水槽に近ずくと、エサが貰えると「ワクワク」して水面の方に一斉に集まって来る。 タイトルは、モモンガをおしりの方から見ると目玉に見える模様があり、 これは捕食動物に攻撃をためらわせるためかもしれないと実験した話。 いつもどおりなら、タイトルの最後は「!」なのだが本書だけが「?」なのは、仮定に確証が得られなかったということ。 研究者は、動植物の姿形や成長の仕方や行動の理由を考えるが、その多くは間違っているということです。
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"ウグイスの幼鳥は、いろいろな鳴き声の中から、同種の雄成鳥の求愛ソングのみに反応し、それをまねることきよって、種に特有な「ホーホケキョ」を正常に発するようになる、というわけだ。" 知らなかった!! 人間の言語が話せるようになる過程と似ているとのことで。 それが...
"ウグイスの幼鳥は、いろいろな鳴き声の中から、同種の雄成鳥の求愛ソングのみに反応し、それをまねることきよって、種に特有な「ホーホケキョ」を正常に発するようになる、というわけだ。" 知らなかった!! 人間の言語が話せるようになる過程と似ているとのことで。 それが生存や繁栄に役立つ能力なのか。 近くに鳴いて求愛するウグイスがいないなら、自分もわざわざそこにエネルギーを割かない方が効率がいいから…? 色々と考えられて面白い。
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