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きたきた捕物帖 PHP文芸文庫
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | PHP研究所 |
| 発売年月日 | 2022/03/02 |
| JAN | 9784569902012 |

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商品レビュー
4.1
83件のお客様レビュー
可もなく不可もなくですが、気のせいかダラダラした感じがする。子供の使い方、舞台設定など「らしさ」はあるんですが、もっとタイトな描写・ストーリー展開をしていたように思えなくもなく。 あと文中での”・”を何度か使っていたように思うのですが、これも違和感あり。意図した利用なのかもしれま...
可もなく不可もなくですが、気のせいかダラダラした感じがする。子供の使い方、舞台設定など「らしさ」はあるんですが、もっとタイトな描写・ストーリー展開をしていたように思えなくもなく。 あと文中での”・”を何度か使っていたように思うのですが、これも違和感あり。意図した利用なのかもしれませんが、何となく引っ掛かった次第で。
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過去作との関連もある、宮部みゆきの時代物 ------------------ 二人の「きたさん」が事件に翻弄されつつ成長していく物語で、著者が「生涯、書き続けたい」と願う捕物帖。 舞台は江戸深川。一人目の「きたさん」こと北一は、亡くなった岡っ引き・千吉親分の本業だった文庫(...
過去作との関連もある、宮部みゆきの時代物 ------------------ 二人の「きたさん」が事件に翻弄されつつ成長していく物語で、著者が「生涯、書き続けたい」と願う捕物帖。 舞台は江戸深川。一人目の「きたさん」こと北一は、亡くなった岡っ引き・千吉親分の本業だった文庫(本や小間物を入れる箱)売りで生計を立てている。いつか自前の文庫をつくり、売ることができる日を夢見て。 本書では、ちょっと気弱で岡っ引きとしてはまだ見習いの北一が、やがて相棒となるもう一人の「きたさん」こと喜多次と出逢い、亡き親分のおかみさんなど周りの人たちに助けられ、事件や不思議な出来事を解き明かしていく。 北一が住んでいるのは、『桜ほうさら』の舞台になった富勘長屋。さらに『<完本>初ものがたり』に登場した謎の稲荷寿司屋も、本書の中でその正体が明らかになるという、宮部ファンにとっては見逃せない仕掛けが満載。 宮部ワールドの要となる痛快・人情時代ミステリー。 ------------------ 16歳の文庫売り 北一 当時の文庫とは、本や小間物を入れる紙でできた箱の事 岡っ引きだった千吉の親分がフグ毒で亡くなり 跡目を誰にも継がせないと言っていたため、兄貴分達とも散り散りになる 文庫屋を継いだ兄貴分ところから文庫を仕入れ、棒手振りで日銭を稼いでいる 千吉の親分:フグ毒で亡くなった岡っ引き 松葉:千吉のおかみさんで、盲目 おみつ:松葉の女中 勘右衛門:通称 富勘。長屋の差配人 青海新兵衛:欅屋敷の用人 喜多次:長命湯の釜焚き。来歴がよくわからない ・ふぐと福笑い 「呪いの福笑い」は、遊ぶと関わった人は呪いを受け、不幸が起こるという 実際にそれで福富屋の人々が祟られたかのような出来事が立て続けに起こる 呪いを解くには、福笑いを一発で正しい顔にして褒める事 何かと頼られるのか首を突っ込みがちな北一 そんな出来事に松葉が解決に乗り出す この話は三島屋変調百物語シリーズっぽい 実際に不幸になっっている人も出てるしね ただ。この程度の出来事であれば、思い込みの範疇かな だからこそ、「呪いが解かれた」と思わせる事が解決にもなる ・双六神隠し 落ちていた双六で遊んでいた子供の一人が神隠しにあう どうやら、その双六にかかれてあった事が実際に起こるのでは?という恐れ 果たして、一緒に遊んだ他の子にも書かれていた事が起こるのか? 神隠しの結末とは? まぁ、世の中反りの合わない人はいる たとえ家族だとしてもね なのでまぁ距離を置くというのも必要だけど 世間体というものもあって厄介ですねぇ ・だんまり用心棒 北一は床下の御遺骨を掘り起こす仕事をしていた その中から出ていた遺留物の関係者を探していて喜多次に出会う 別件で、有名な菓子屋の道楽息子の女遊びに関する揉め事の結果、遊び人の男が商家から放逐される 結果、解決を仲立ちした富勘さんが逆恨みされて攫われてしまう 揉め事の仲介の場には北一も同席しており、脅迫状には北一に身代金を持ってくるように書かれていたらしい 皆から制止される中、北一は富勘を助けるために一人で動く 喜多次のお披露目回ですね 来歴は謎だけど、見た目に反して影として動く能力が高く、物語として使い勝手が良い タイトルの「きたきた」の片割れなのだろうな ・冥土の花嫁 北一が文庫屋として独立すべく、婚礼の引き出物の文庫を仕立て上げる事になった 無事、納品したにもかかわらず、いわい屋の万太郎が婚儀を挙げようとした当日に、亡き妻の生まれ変わりだと言う女が現れる 周囲の人間はきなくさいと訝しむが、万太郎は信じているようで…… そんな中、周囲の関係者で祟りのような死亡案件が起こる 私の勝手なイメージとして、江戸時代の人たちは信心深かったり、怪異に対しても寛容というか受け入れがちと思い込んでいたけれども この話ではおおよその人が懐疑的な態度を取っている これって、宮部さんが現代の価値観を持ち込んでいないか? まぁ、むしろ現代の方が本当に信じる人も出てきそうなきもしないでもないけど 「政五郎」という名前や屋台の話題が出てきたりと 「初ものがたり」「ぼんくらシリーズ」との関連がありそう そして、富勘長屋は「桜ほうさら」という作品が前日譚になるようだ 機会があったら読んでみようと思う
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大好きな宮部みゆきさんの時代物。 北一がとっても素直な男の子で、周りの皆に愛されています。そんな北市の成長物語です。 宮部みゆきさんの時代物は、読んでいてあたたかい気持ちにもなりますが、背筋がピーンと伸びるような、大切にしたい言葉もたくさんあります。
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