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おんなの女房
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おんなの女房

蝉谷めぐ実(著者)

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おんなの女房

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 KADOKAWA
発売年月日 2022/01/28
JAN 9784041114421

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商品レビュー

3.6

43件のお客様レビュー

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2025/10/24
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

「おんなの女房」という題を見て女性同性愛者の話かと勘違いした。しかしここでいう"おんな"とは歌舞伎における女方を指しており、物語は日常でも女性として振る舞うその役者を夫にもつ女房視点で描かれている。 物語が進む上でさまざまな困難が主人公を待ち受ける。常に女性を演じている夫の存在、歌舞伎に関する知識の欠如、そして夫と相方の男役者の間にある夫婦には無い特別な友情への嫉妬などだ。 特に印象的なのは、夫が主人公に対し愛情を伝えたいのに、女方としての矜持とプライドがそれを許さないもどかしさである。その抑制された感情描写が2人の絆の芽生えと、どこか微笑ましい温かさを生んでいる。 舞台と家庭の狭間で自分の性が揺らいでいく夫。しかしこれは女方という特殊な職業に限らず起こることではないだろうか。誰しもが他者と共に生きることで徐々に自分の輪郭が溶けていく。相手の考えや行動がいつの間にか染み渡り、境界が曖昧になっていく。夫にとってそれが「性」という形で現れただけであり、普遍的な他者との共生の形だったのではないだろうか。 エピローグの清々しさとどこか侘しい雰囲気も備えた主人公は今後どうなるのだろうか。呆気ないラストではあったが、夫に役者人生を全うさせるという主人公の決断は力強く、美しい。物語の中で最も心を打つシーンである。おそらくその決断は人として1番正しい選択ではなかっただろう。しかしその正しい選択が欲望と一致するとは限らないし、1番良い判断になるとも限らないのだ。 作中にこのような言葉があった。「圧倒的な才や美しさとは誰かを傷つけるもの」と。夫は女方としての才をもち、主人公は役者の女房としての才能をもっていたのだろう。夫を傷つけても、人々から非難されようとも彼を最期まで役者として生きさせたーーその姿は鬼のように力強く、恐ろしい存在に見えたのではないだろうか。

Posted by ブクログ

2025/08/21

人の心の厄介さ 初めは役者ならではのエピソードかと思いきや。役者やってようがなかろうが人の心って面倒くさっだから、重く受け止めないに限るなと思わせる話になってた。今の時代の人が読んだら、びっくりしそうな親子関係だしで。結末はあれで良かった!

Posted by ブクログ

2025/05/08

むちゃくちゃ面白かった。こんな素晴らしいものがこの世にあるのか。 歌舞伎の女形に嫁いだ武家の娘の話。 色んなものが少しずつ歪。夫は自分よりも美しくて”女らしい”。互いに少しずつ惹かれ合うんだけれども、それは女形を”男”にしてしまう。 役者として生きるのか、人として生きるのか...

むちゃくちゃ面白かった。こんな素晴らしいものがこの世にあるのか。 歌舞伎の女形に嫁いだ武家の娘の話。 色んなものが少しずつ歪。夫は自分よりも美しくて”女らしい”。互いに少しずつ惹かれ合うんだけれども、それは女形を”男”にしてしまう。 役者として生きるのか、人として生きるのか。 その狭間で揺れて苦しむ夫を見て、自分は愛されているのだと納得する。 自分の中に巣食う蛇を確かに自覚する。人の情と業がとても精緻に描かれている。 とてもパワフルで素晴らしい。様々な夫婦の在り方が愛おしい。

Posted by ブクログ