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ぼく 闇は光の母
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 岩崎書店 |
発売年月日 | 2022/01/20 |
JAN | 9784265089536 |
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ぼく
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商品レビュー
3.8
42件のお客様レビュー
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※このレビューにはネタバレを含みます
ブレイディ・みかこと谷川俊太郎の往復書簡『あの世とその世』で紹介されていた谷川俊太郎の絵本。自死してしまった少年の「ぼく」が青みがかった空気を纏って自分にゆかりのある場所を訪れ、自分の気持ちを訥々と語っている。特に理由が無くても死を選んでしまう人がいるということにショックを受けつつも、この本が「ぼく」のようなぼんやりとした不安を抱えた人たちに届くといいなと感じた。
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胎教に借りる。 完全に好みの問題だが、私は好きではない。 絵本としては素敵だし「必要」なのかもしれない。 でもこれは、子ども向けなの?大人向けなの? 子ども向けだったら、反発心を覚えるし、大人向けなら、なぜ絵本なのか、という疑問も残る。 でも、こうならないように、希望と強...
胎教に借りる。 完全に好みの問題だが、私は好きではない。 絵本としては素敵だし「必要」なのかもしれない。 でもこれは、子ども向けなの?大人向けなの? 子ども向けだったら、反発心を覚えるし、大人向けなら、なぜ絵本なのか、という疑問も残る。 でも、こうならないように、希望と強さを、本からも学んで欲しいと、思う。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
谷川俊太郎さんとブレイディ・みかこさんの著作『その世とこの世』で本作が紹介されていたので読んでみた。 双子男子には見せるつもりがなかったのだが、本作をうっかり見てしまった8歳男子は「怖い」と言った。 「死なないで」ということを伝えたい絵本なのだと、本を読んでいないほうの8歳男子に伝えたところ「たしかにねぇ」と言っていた。 1人の母としては子どもに「この世を去る」という選択肢を選んでほしくないと心から願う。 「この世を去ってもそばにいる」というのは、魂の観点では真理なのかもしれないし、それによって救われる部分もあるけれど。 でも、自死以外の「逃げる選択肢」があってほしいと、心から願う。 編集部の意図は「死なないで」だが、谷川さんの本作は、もう自死しかないと追い詰められた人の「最後の選択肢」で「最後の避難先」を許容しているようにも読めた。 でも、私はやっぱり気づまりする。 どうか世界が、誰にとっても安心安全で過ごせる豊かなものでありますように。
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