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ドライブインまほろば 双葉文庫
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 双葉社 |
| 発売年月日 | 2022/01/13 |
| JAN | 9784575525304 |

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ドライブインまほろば
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商品レビュー
3.9
45件のお客様レビュー
全体的には、辛いストーリーだった。 どんな悪人にも愛はあるんだな。 というか誰も悪人になりたくてなるわけじゃないんだ。 信用できる人に出会うことや、人を信用することは難しいかもしれないけど、、それでも誰かと語り合うことは大切なんだ。 誰かの言葉でココロが動く。 話すことでコ...
全体的には、辛いストーリーだった。 どんな悪人にも愛はあるんだな。 というか誰も悪人になりたくてなるわけじゃないんだ。 信用できる人に出会うことや、人を信用することは難しいかもしれないけど、、それでも誰かと語り合うことは大切なんだ。 誰かの言葉でココロが動く。 話すことでココロが動く。 希望も絶望もあるけど、希望は人を強くし、未来を明るくする。
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この著者の紡ぐ物語がたまらなく好きです。たいていは暗い話で、めげそうになるぐらい重いときもあるけれど、最後に必ずひと筋の光が見えます。だから、著者が「救いはあろうがなかろうが気にならない」と言っていると知ってちょっと驚きました。 「救いがないならないできっちり書くべき」というの...
この著者の紡ぐ物語がたまらなく好きです。たいていは暗い話で、めげそうになるぐらい重いときもあるけれど、最後に必ずひと筋の光が見えます。だから、著者が「救いはあろうがなかろうが気にならない」と言っていると知ってちょっと驚きました。 「救いがないならないできっちり書くべき」というのは確かにそう。安易なハッピーエンドに走らず、でも主人公たちのことを放り出したりはしないから、この人生に惹きつけられます。 こんな子どもに「生きていてひとつもいいことなんかなかった」なんて言わせちゃいけない。生きるのに理由は要らないとしても、生きたいと思ってほしい。
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ドライブイン、懐かしい響きだ。 東北の田舎出身なので、子供の時にドライブインに家族で立ち寄ったことはあるし、ドライブインという言葉も馴染み深い。 ただ、それがどういう位置づけのものなのかよくわかっていなかった。 そうか、ドライブインという言葉が死語になったのは道の駅が普及したこと...
ドライブイン、懐かしい響きだ。 東北の田舎出身なので、子供の時にドライブインに家族で立ち寄ったことはあるし、ドライブインという言葉も馴染み深い。 ただ、それがどういう位置づけのものなのかよくわかっていなかった。 そうか、ドライブインという言葉が死語になったのは道の駅が普及したことも原因なのか。田舎なら、駐車場の広い飲食店もあるし、わざわざドライブインを選ばない人も増えたのだろう。 ノスタルジックで温かみのあるタイトルではあるものの、登場人物たちは余すことなく負の連鎖、不幸の連鎖だ。 想像を超える、陰湿な不幸だ。 色々つらいんだけど、私が一番きつかったのは、憂が唯一好きだったおじいさん、それも十年池のことをカレンダーに書いて約束を守ろうとしていたおじいさんが、あまりにあっけなく、理不尽に殺されてしまったこと、かな。 憂が心の拠り所にしていた人が死んでしまったことがね・・・つらい。おじいさんの死を、憂が知らずに済みますようにと願ったけれど、そんなわけもなく。 生きるのに意味なんていらん。 子どもは死んだらあかん。 比奈子のこの言葉は、とても共感したし、響いた。 当たり前な言葉なんだけど、そんなストレートな言葉が強くてうれしかった。 清廉潔白な人が出てこないけれど、やはり子どもは守らなければならないと、私も心から思う。 子どもは、選択権がないのだから。 比奈子の最後の夢は、いつか叶う気がする。 憂と来海と比奈子が一緒に幸せになれれば良いなと思うけど、一緒に暮らせるようになってからが、また試練なのかもしれないね。 人生が変わるほどの美しい自然風景、私も見てみたい。
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