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ミトンとふびん
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 新潮社 |
| 発売年月日 | 2021/12/22 |
| JAN | 9784103834120 |

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商品レビュー
4
195件のお客様レビュー
誰かが不幸と感じて死にたくなったり、誰かがこの世からいなくなったり、そうした事が起こりながらそれでも世界は進んでいる、ようなお話が6つ入っている短編集。 例えば、「あなたがいたことが私の人生だった~あなたが生きているだけで誇らしくて、~今思うとあなたを愛したことが私の人生の全部...
誰かが不幸と感じて死にたくなったり、誰かがこの世からいなくなったり、そうした事が起こりながらそれでも世界は進んでいる、ようなお話が6つ入っている短編集。 例えば、「あなたがいたことが私の人生だった~あなたが生きているだけで誇らしくて、~今思うとあなたを愛したことが私の人生の全部だった。~素晴らしい人に育ってくれてありがとう。」 という美しい母の最期の言葉を描写したかと思ったら 「歴史の重みに耐える石造りの連なる街では、人間だけが生身のものとして消えていく。日本では建物も人と共に風化して入れ替わっていくからわかりにくいのだが、歴史の重さの真っ只中に存在していると、人は儚いのは当たり前だということがわかる。自分が死ねば自分の宇宙は終わる。そこには何の余地もない」 であったり、 「この上ないふびんさを自明のこととして持つ人類と、その輝かしい幸せを乗せて、いつでもどこでも地球は回っているんだな」 というような達観した視点を往来していくような手法が気持ちいい。いいことも、悪いことも、どちらも人生だし、1人の世界にとっては大事件だけど、大きな世界では塵が舞うような小さいこと。突き放すような、慰めてくれているような文章が不思議。 エピソード内のフレーズとしては、「この街の思い出が良いものになって欲しいからと、私にご馳走してくれた」と言うところが個人的に衝撃だった。僕は知らない人に優しくしたいと思える感性がなかったけれど、こういうことを思える人間になりたいと思う。 p50「性的な対象として見ているというのとは、全然違うんだ。もっと根源的な気持ちなんだ。小さい時から夢見てたことみたいな。」 p62「父はそんな母をまるで誇らしい宝物を見るような目で見ていた」 これらは性愛と愛の違いを語ってるように見えた。純粋な愛とは、愛おしいと思うということはこういうことなんだよと教えてくれている気がする。 「だから想像したそんな死の瞬間、落ちていく最後に思い描いたふたりの顔が、本当に悲しんでいて心配している目が一瞬のうちに浮かんできたなら、私の中の愛情こそがちゃんと機能していることになる。幻影と幻想のあいだに、ほのかにあたたかい空間があって、人と人はそこでしか出会えないのだ。」 人の気持ちはわからない。けれど、愛されてると感じる自分の気持ちは自分で確かめられる。ということを言っているのかと思った。 素敵な文章なので引用まみれになってしまったけれど、嫌なこととか、立ち直れないようなことがあった時、そばに立って話を聞いてくれるような小説だと思った。
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2度目。 あんなに良かったと思ったはずなのに、読み返すとうっすら覚えているのに、もう一度やっぱり改めて良いなぁとしみじみ思う。 旅行に出たみたいな感覚になる。何か新しい大きな価値観を発見、ではなくて思い出すような、旅行。
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人の心のさざなみを丁寧に指でなぞるような、熱くも冷たくもないリアルな心の温度が伝わってくる、肌理細かい日本語が美しい本。感情と、平易なことばで、これだけ繊細に向き合えるのだという、静かな喜び。身近な人を亡くすことなんて考えたくないけど、人生を経るにしたがって、幾度となく手を伸ばす...
人の心のさざなみを丁寧に指でなぞるような、熱くも冷たくもないリアルな心の温度が伝わってくる、肌理細かい日本語が美しい本。感情と、平易なことばで、これだけ繊細に向き合えるのだという、静かな喜び。身近な人を亡くすことなんて考えたくないけど、人生を経るにしたがって、幾度となく手を伸ばすことになるかもしれない1冊。
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