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慟哭は聴こえない デフ・ヴォイス 創元推理文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 東京創元社 |
発売年月日 | 2021/12/09 |
JAN | 9784488422226 |
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慟哭は聴こえない
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慟哭は聴こえない
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商品レビュー
4.4
37件のお客様レビュー
日本手話と日本語対応手話があるのもはじめて知った。サイレントは見てなかったから私の中ではトヨエツで止まってた。親の立場だったらとても余裕がないだろうけど、手話の喃語とか手話を習得していく子どもたちが手でたくさん話す様子は見てみたい。
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シリーズ第3作。 手話通訳士荒井尚人はみゆきと結婚し、耳の聴こえない子、瞳美を授かる。 人工内耳を入れるかで悩む夫妻。 尚人と美和に囲まれ日本手話の世界ですくすく育つ瞳美。 家庭内でただ一人手話ができないみゆきは習得に焦る。 ろう者の中で健聴者は少数派となり、立場が逆転する。...
シリーズ第3作。 手話通訳士荒井尚人はみゆきと結婚し、耳の聴こえない子、瞳美を授かる。 人工内耳を入れるかで悩む夫妻。 尚人と美和に囲まれ日本手話の世界ですくすく育つ瞳美。 家庭内でただ一人手話ができないみゆきは習得に焦る。 ろう者の中で健聴者は少数派となり、立場が逆転する。 指摘されてみれば当然と気付く。 電話が使えない、コミュニケーションが取れないがために起こる悲劇。 健聴者主体の社会でろう者に配慮するとはどういうことなのか。 それぞれの立場に寄り添う尚人の生き方に、何森刑事も感化されていく。 みゆきとの結婚でろう者である兄家族との交流が始まる。 社会に出て行こうとする甥司と、ろう者の姉となった美和。 それぞれの生き苦しさをわかろうとする尚人。 最後は尚人の人との繋がりが尚人と家族を救う。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
Audibleにて。 デフボイスシリーズ3作目の連作小説。 最初の短編は妊娠中の妻をもつ自分には辛すぎる話だった。 続く民事裁判の話は、クライマックスで鳥肌が立った。 ろう者に限らず、自分で声をあげることが難しい人間は想像以上に多い。 なんで言わないんだ、ではなく、聴きにいけるだけの余裕をもちたい。 最後の短編では天真爛漫だった長女の成長を感じられ、このシリーズは引き続き読んでいきたいと思った。
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