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平場の月 光文社文庫
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 光文社 |
| 発売年月日 | 2021/11/16 |
| JAN | 9784334792657 |
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平場の月
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商品レビュー
3.8
159件のお客様レビュー
お互いの想う気持ちがあったとしても、それを受け入れたり表現したりする仕方は、人それぞれなのがある意味切ないなと思ったのが個人的ハイライト 映画を観て、原作があることを知り、拝読。 映画から入ったため、ストーリーは大方理解した上で読みました。映画にはない場面もあり、なるほどと思い...
お互いの想う気持ちがあったとしても、それを受け入れたり表現したりする仕方は、人それぞれなのがある意味切ないなと思ったのが個人的ハイライト 映画を観て、原作があることを知り、拝読。 映画から入ったため、ストーリーは大方理解した上で読みました。映画にはない場面もあり、なるほどと思いながら読むといった具合でした。 恋愛ものですが、なにか大きな展開があるわけでもない。でも、確かに2人の中に芽生えていく気持ちの様が読んでいてドキドキしました。いくつになっても、誰かを想う気持ちが芽生えるのは至極当然であり、それを年齢等で理由づけて否定する方がダサいのかもと感じました。
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結末から先に示した本書。だから、少し俯瞰しながら読み進められたのかもしれない。身の丈を知った大人の恋が、結末を知らないまま読むことになれば、落ち着いて読めなかっただろう。終わりの始まりに差し掛かった50代に突入した私が動揺せずに読了できたのは著者の優しさのおかげかもしれない。
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初読みの朝倉かすみさん、第32回山本周五郎賞受賞作品。 映画も気になりつつもタイミングを逃し、とりあえず文庫を手にとりました。 読み進めると、 「なんだこの言葉のチョイスは(꒪ȏ꒪;)⁈」 …と、”青砥”と”須藤”から発せられる、著者朝倉さんの言葉のセンスに驚き、めちゃめち...
初読みの朝倉かすみさん、第32回山本周五郎賞受賞作品。 映画も気になりつつもタイミングを逃し、とりあえず文庫を手にとりました。 読み進めると、 「なんだこの言葉のチョイスは(꒪ȏ꒪;)⁈」 …と、”青砥”と”須藤”から発せられる、著者朝倉さんの言葉のセンスに驚き、めちゃめちゃトキメキ、慌てて劇場に足を運ぶことに。 そして改めて結末も知った上で続きを読み、読了に至ったのですが、ふたりのその会話のやり取りをシーンを思い出しながら再度噛み締めることができたり、映画では描かれていなかった言葉の裏側にあった心情を知ることができたり。また、映画と原作との違いを知れたり…と、作品を何倍も楽しむことができました^^!! 「罪の声」「花束みたいな恋をした」などを手がけた土井 裕泰監督のコチラの映画も合わせてさらにさらに楽しむことができるので、映画と合わせてオススメの作品です✨ (2025.12.16読了)
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