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中野のお父さんの快刀乱麻
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 文藝春秋 |
| 発売年月日 | 2021/11/10 |
| JAN | 9784163914619 |

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中野のお父さんの快刀乱麻
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商品レビュー
3.6
36件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
<目次> 略 <内容> 第2弾が借りられなくて、第3弾を先に…。文学の深さを知る作品。文学科の研究って、「本を読んでどうするの?」って感じだけど、北村さんのように、ミステリーのように読み解いていくんだな!とわかる。このシリーズもミステリー立てだけど、実際は各研究者の研究をわかりやすく大衆に伝えているんだとわかる。「どうしてこんなこと書いてるの?」を本人はもちろん、関わった人々の本はもちろん、音(レコードやCD)まで駆使して解読していくのはすごいの一言!
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
シリーズ3作目。もうコロナの時期が入ってて、そうかコロナってもうそんなに経つのかと思った。ちょうどあの客船のやつから5年って新聞見たしな。今回のは落語も入ってきて気になった。読んだ端から忘れちゃうけど、もう小説ではなく昔の文学や将棋や落語や音楽や、いろいろな文化の解説のようなものだ。ほんとこれを覚えていられるって、どういう頭の作りなんだと思う。前作で美希の恋愛が始まるんじゃないかと思ったのに、全然だった。美希、いくら何でも鈍すぎだろ。手塚さんが気の毒だ。
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帯に「本と日常の謎はコタツ探偵におまかせ!」とありました。しかしながら、読み終えて「日常」ってなに?と思ってしまいました。新聞に載ったりテレビに出たりという事件・謎は登場しないけど、私の周りではこんな謎に関わることはないとしみじみ考えます。探したり気が付いたりすると謎はあるのかも...
帯に「本と日常の謎はコタツ探偵におまかせ!」とありました。しかしながら、読み終えて「日常」ってなに?と思ってしまいました。新聞に載ったりテレビに出たりという事件・謎は登場しないけど、私の周りではこんな謎に関わることはないとしみじみ考えます。探したり気が付いたりすると謎はあるのかもしれませんが、関わることはないなあ。この本の中で解かれていく謎は、少なくとも学術論文の一章に匹敵するもの、この謎こそは非日常。新聞やテレビに頻繁に登場する犯罪、かつて凶悪犯罪と言われていたものこそ、最近では日常なのではないか、などと、この本の本質とは全くかかわりのないことを考えてしまいました。 お父さんの博覧強記、すばらしい。知識を蓄えておくだけでも素晴らしいのですが、それが整理され、必要な時にすぐに取り出される。知識に繋がりを付けることこそ難しいことなのに。 作者の表現のうまさは、今作も変わらない。一ページに一か所は引用したくなる、日常の会話でちょっと話したくなるようなおしゃれなフレーズが見つかります。「そうそう、その通りに思ってたんだけど、うまく言えなかったのよねぇ」ということを、サラリとどのページにも忍ばせている。忍ばせているつもりはないと思うけれど、そんな表現に出会うと、そうか、そうきたか、とにんまりさせられる。これも北村薫の大きな魅力。 太宰の名前が出てくると、なんだか登場人物の張り切り方が違うように見えるのは、作者の思い入れがあるのでしょうか。 そして志ん朝の一編。人の心に寄り添うのは知識だけでは難しい。これまでの人との繋がり方が現れるのだと思う。お父さんのこれまでの人との繋がり方も思わせる心揺さぶられる一編でした。 カバーにある現在の父娘、そして過去の父娘の様子に、毎回、心地よくなります。
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