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庭仕事の真髄 老い・病・トラウマ・孤独を癒す庭
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庭仕事の真髄 老い・病・トラウマ・孤独を癒す庭

スー・スチュアート・スミス(著者), 和田佐規子(訳者)

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庭仕事の真髄 老い・病・トラウマ・孤独を癒す庭

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 築地書館
発売年月日 2021/11/02
JAN 9784806716266

庭仕事の真髄

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商品レビュー

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8件のお客様レビュー

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2025/09/27

 庭仕事と呼べるほどのことをしているわけではないけど、草むしりくらいは多少やっています。夏場は雑草がとてもよく伸びるので結構な数の草をむしるんですが、気持ちがよい運動になっています。  そんな身近な庭仕事の真髄を知りたい。本書を教えてもらった時には、副題が「老い・病・トラウマ・...

 庭仕事と呼べるほどのことをしているわけではないけど、草むしりくらいは多少やっています。夏場は雑草がとてもよく伸びるので結構な数の草をむしるんですが、気持ちがよい運動になっています。  そんな身近な庭仕事の真髄を知りたい。本書を教えてもらった時には、副題が「老い・病・トラウマ・孤独を癒す庭」とあり、なにかメンタルヘルスの気づきもありそうだなと。そんな動機から本書を読むことにしました。  著者はイギリスの著名な精神科医で、大の庭好きの女性です。そして彼女の旦那さんがガーデン・デザイナーであることもまた興味深いです。本書の随所に自身の庭のエピソードも出てきます。  一読して感じたのは、文章がとてもよいです。文学を志していたこともあるそうで、詩歌などの挿入もあり、文学的表現も結構あります。  また、以下のようなラディカルな視点も持ち合わせていて、現代社会を批判する箇所もありました。 「憂鬱や不安、その他の精神的不調の度合いがどんどん大きくなっている中で、生活様式はますます都市化し、テクノロジーに依存するようになってきた二十一世紀の今、心と庭とがさまざまなやり方で関係し合っていると知ることは、今まで以上に重要になっているのではないだろうか」 こういった動機や目的を持って研究されているんだろうなと思いました。 (現代社会批判に関しては、ナオミ・クラインさんの文章も引用されています。)  さて、庭とは一体なんなのか?そして、庭仕事の真髄とは??  本書では、庭の効能や、庭と人間との関係、庭仕事の三つの効果などが書かれていたりします。  それも本書の押さえておくべき読みどころではあるのですが、著者が庭を愛するようになった経緯や、自身の祖父と庭との関係などの話が個人的には歴史的視点で文章が綴られていたので、面白かったです。  庭と人間との関係では、服役中の人々と庭の関係だったり、戦災者と庭との関係、さらにフロイトと庭の関係も読み応えがありました。  ラディカルな活動の紹介もされていて、街中で食べられる庭を作った話や緑の反逆者、グリーン・ゲリラ活動など興味深い草の根的活動でした。  庭仕事の真髄については、読んで直接の回答を掴み損ねたように思います。ですが、庭の良さについてはバッチリ学ぶことができました。  これからも、草むしりを楽しんでしていきたいと思いました(笑)

Posted by ブクログ

2024/08/02

さまざまな研究や実例をもとに、庭仕事で自分を取り戻した人びとの物語を描いた全英ベストセラー。これまでに類を見ないガーデニングの本だ。資料あり、園芸あり、文学、歴史ありの本書は、各章で参考文献や素晴らしい着想を示し、魂に栄養を注いでくれる。 本書は庭を耕し、植物を育てる特別な喜びに...

さまざまな研究や実例をもとに、庭仕事で自分を取り戻した人びとの物語を描いた全英ベストセラー。これまでに類を見ないガーデニングの本だ。資料あり、園芸あり、文学、歴史ありの本書は、各章で参考文献や素晴らしい着想を示し、魂に栄養を注いでくれる。 本書は庭を耕し、植物を育てる特別な喜びに関する人生を肯定する研究だ。自然とガーデニングが精神の健康に与える影響を、著者が心からあふれ出る言葉で主張する。神経科学上の研究と園芸療法を通じて症状が回復に向かった患者の記録にもとづいている。ガーディアン 園芸が持っている癒しの効果を賢明で洞察力あふれる著者が雄弁に魂をこめて論じる。今日の不安な時代に求められている良書。不調の時にどう対処するのか、 読者一人ひとりに適切な展望を示してくれている。 科学としていまだに揺れている精神医学と、太古からあるガーデニングが魅力的に重なり合う。 スチュアート・スミスは科学に裏づけされた洞察力で 自然の持っている癒しの効果を見せてくれる。楽しく読めて、心安らかになる本。ウーマンズ・ワールド 心が躍る、刺激的で、非常に感動的な文章だ。著者は園芸療法の研究を通じて、私たちがどれほど自然と深い関係にあるのかを明らかにしていく。そして、自然と切り離されてしまうことが危険なことで、自然からいかに多くの回復力を得ているか、活気に満ちた思いやりのある言葉で語り、読者に土に触れようと忠告する。 イザベラ・トゥリー『英国貴族、領地を野生に戻す』

Posted by ブクログ

2024/07/12

「幻想の体験は、失望や現実の厳しさに耐えるための、将来必要になる能力をしっかり支え、自己信頼と希望の源となるということだ。庭においてもまた、「ほどほどの母親」のように、 母なる自然は人間に惜しみ なく与えてくれているにもかかわらず、人間の力には限界があることに気づかせるのを決して...

「幻想の体験は、失望や現実の厳しさに耐えるための、将来必要になる能力をしっかり支え、自己信頼と希望の源となるということだ。庭においてもまた、「ほどほどの母親」のように、 母なる自然は人間に惜しみ なく与えてくれているにもかかわらず、人間の力には限界があることに気づかせるのを決して怠らない。人間は幻想を持つことは許されているが、それは長期にわたるものではないし、庭仕事をすっかりだめにしてしまう害虫はもちろん、強い風や日照り、霜などの厳しい現実の中で何とかやっていくことができるだけの幻想だ。さまざまな物事の全体の計画の中のどこに人間がいるのかを、このようなつらい現実は知らせているのだが、確かに自尊心は庭師の感情面で大事なものだが、傲慢という雑草は庭師の心の中にそれほど普通にあるわけではない。」

Posted by ブクログ