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熱帯 文春文庫
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熱帯 文春文庫

森見登美彦(著者)

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熱帯 文春文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 文藝春秋
発売年月日 2021/09/01
JAN 9784167917463

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商品レビュー

3.7

191件のお客様レビュー

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2025/12/14
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

「本というものが俺たちの人生の外側、一段高いところにあって、本が俺たちに意味を与えてくれるというパターンだよ。でもその場合、俺たちがその本が謎に見えるはずだ。だってもしその本が解釈できると思ったなら、その時点で俺たちの方がその本に対して意味を与えることになってしまう。」 「いろいろな本が含んでいる謎を解釈せず、謎のままに集めていけばどうなるだろうかということなのよ。謎を謎のままに語らしめる。そうすると、世界の中心にある謎のカタマリ、真っ黒な月みたいなものが浮かんでくる気がしない?」 沈黙読書会の店主が物語冒頭で語ったこの言葉。 まさに『熱帯』を表す言葉であった。 正直読んでいて謎が多いし、理解しにくい部分も多分にある。けれどもその謎が「世界の中心にある謎のカタマリ、真っ黒な月みたいなもの」を生むのであろう。 この本が私の人生にどのような意味を与えてくれているのか、今一度再読しよくよく味わってみたい。

Posted by ブクログ

2025/12/12

千夜一夜物語になぞらえて、誰かの物語の物語の物語…が無限に続く構造になっていて、脳がバグっちゃいそうでした。自分がどこにいるかわからなくなるような夢の中にいるような感覚に襲われます。 1〜3章の熱帯に現実が侵食されていく狂気も好きだったし、4章以降がシンプルにファンタジー冒険活劇...

千夜一夜物語になぞらえて、誰かの物語の物語の物語…が無限に続く構造になっていて、脳がバグっちゃいそうでした。自分がどこにいるかわからなくなるような夢の中にいるような感覚に襲われます。 1〜3章の熱帯に現実が侵食されていく狂気も好きだったし、4章以降がシンプルにファンタジー冒険活劇もので、自分が度々ありえないことが起こる世界を探索してるようで、ワクワクして一気読みしてしまいました。 読んでて「君たちはどう生きるか」を初めてみたときのあの意味分かんなさすぎて圧倒される感じが思い出されました。また読んだら、1〜3章とそれ以降のつながりがもっとみつけられるのかも。失踪した読書会メンバーはそれぞれの物語の世界に入っちゃったってことでしょうか?誰か教えてください… あーでもこうでもって、誰かと考察し合いたい本です。

Posted by ブクログ

2025/12/07
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

様々な世界線が入れ子になって交わっている不思議な感覚。途中までなかなか話に入り込めなかったのに、ラストの50ページくらいから一気に引き込まれた。読み終わって、え?どういうこと?となって、すぐにもう一度読みたくなる作品だった。

Posted by ブクログ