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ケアの倫理とエンパワメント
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ケアの倫理とエンパワメント

小川公代(著者)

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ケアの倫理とエンパワメント

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 講談社
発売年月日 2021/08/30
JAN 9784065245392

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商品レビュー

4.1

20件のお客様レビュー

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2025/11/02

SNSで見かけていなかったら印象に残っていなかっただろう。最近出た同じ著者の岩波新書を読むということもできたが、ドラキュラに興味はないし、と思っていたら、100分で名著である。これが意外とおもしろかった。著者にも興味がわいた。ということで、図書館で見つけて本書を手にした。1章を読...

SNSで見かけていなかったら印象に残っていなかっただろう。最近出た同じ著者の岩波新書を読むということもできたが、ドラキュラに興味はないし、と思っていたら、100分で名著である。これが意外とおもしろかった。著者にも興味がわいた。ということで、図書館で見つけて本書を手にした。1章を読み始めて感じたのは、自分は肉体的には男性だが精神的には女性だったのではないかということだ。これも両性具有と呼べるのだろうか。どちらかというと女性の中にいる方が落ち着く。男性がダメというわけでもないが、いわゆる男性的なものが苦手である。何が男性的で何が女性的かということ自体、それはそれで問題なのだろうが。さて、ヴァージニア・ウルフをどう読めばいいのだろうか。「灯台へ」は全く理解不能だったのだが。他の作品にも手を伸ばすべきか。マンをどうするか。「トニオ・クレーゲル」だけで止まっている。ワイルドも読んでみるのか。平野啓一郎が訳している? ならば挑戦しようか。「サロメ」だな。ギリガンなんてとても読めそうにないけれど手を付けるべきか。「美しい星」は再読するか。単に、水爆に恐怖して書かれたSF小説だと思っていたから。唐突に伊藤亜紗が登場して、そこだけが鮮明になる。多和田葉子はぜひ何か読んでみたいと思えた。ロールズとかセンとか読むつもりはないのだけれど、温又柔「魯肉飯のさえずり」は読みたい。いっしょに風呂に入るシーンで再び頭がさえる。そして、いよいよ、アーレントは読むことになるのだろうか。他人ごとのようだが、つい躊躇してしまう。そこにどれだけの時間を割くか。またまた、唐突に中村哲が登場する。どういう文脈で現れてきたのか、全く読み取れていなかった。岡野八代も読んでみたくなった。調べてみると僕より少し若いではないか。モグリで大学の講義を聴くとか、今はできないのかな。そして、平野啓一郎になると、また思考の靄が消える。すべて読んだことのある作品だから。やはり読んでいるというのは大きい。それと、内容をまずまず覚えている。すっかり忘れてしまう小説も多いのだが。「ケアの倫理」で物語を読み直してみると、見える世界が変わってくるのだろう。なかなか専門家でもないし、論文を書くわけでもないので、気軽に本を読みたいわけだけれど、そうして気軽に感想を書きたいわけだけれど、でも何らかのテーマを決めて読むというのも楽しそうではある。音楽をテーマに訪れたウイーン・ライプツィヒの旅は、もう30年近く経つというのにその光景が今も鮮明に思い出されるから。さあ、次はどこへ行こう。とりあえず、まだ村田紗耶香が数冊残っている。「99」はあと7人待ちくらい。そして平野啓一郎の「富士山」は貸出可になった。抱撲の講演会も聴きに行きたいし、初めての読書会もあるし、源氏物語も続くし、45周年の同窓会もあるし、近所のバーベキューもあるし、いろいろと忙しいけれど、とにかく読めるだけは読んでみよう。でも、なぜか充実しないのは、自分が主体になっていないからだろうか。区民運動会でさえ、ただ単に参加するよりも、スタッフとして参加した方が充実していたし。それと、同じ著者の最新刊「ゆっくり歩く」もちょっと読んでみたい。図書館にお願いしよう。「ケアをひらく」のシリーズは全部図書館で借りようか。ああ、また時間が足りなくなる。

Posted by ブクログ

2025/09/15

「アマゾンの倉庫で絶望し、ウーバーの車で発狂した」ルポ読んでみたい。 普段倫理学、社会学の本をたくさん読むわけではないので、カイロス的視点とか、なんだか分かりにくい専門用語のオンパレードでちょっと難しかった。 ガースーに対するせやろがいおじさんの意見は、懐かしさまである。 ...

「アマゾンの倉庫で絶望し、ウーバーの車で発狂した」ルポ読んでみたい。 普段倫理学、社会学の本をたくさん読むわけではないので、カイロス的視点とか、なんだか分かりにくい専門用語のオンパレードでちょっと難しかった。 ガースーに対するせやろがいおじさんの意見は、懐かしさまである。 一橋大のアウティング事件で亡くなった学生の両親に対して 大学の担当者が「ショックなことをお伝えします。息子さんはゲイでした。」と言ったのは、本当に呆れてものも言えなかった。

Posted by ブクログ

2025/07/08

この本の試みはきっと意味あるものなのだろうけど、文学から読み解くのは、そもそもの文学書を読んでないものからはただただ分かりにくかった。日本語の言い回しも、読みにくさを助長した。私には合わなかった。

Posted by ブクログ