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三千円の使いかた 中公文庫
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 中央公論新社 |
| 発売年月日 | 2021/08/20 |
| JAN | 9784122071001 |

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三千円の使いかた
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商品レビュー
3.8
1632件のお客様レビュー
三千円は真ん中
安くもなく、高くもない。
ちょうど真ん中の感じがします。
この金額を何に使うかで
他人の価値観と自分の基準を
知ることができるそんな1冊です。
ミユキ
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
御厨家の次女・美帆(会社員)、長女・真帆(小さい子がいる主婦)、母・智子、祖母・琴子、それに祖母琴子とひょんなことから友人関係になった、まもなく40歳になるのに定職につかずふらふらしている安生。それぞれが主役になって進むオムニバス形式の物語。お金について考えるきっかけになるような、軽くて読みやすい話だった。 世代の違う女性たちの、その世代あるあるの悩みがとても共感できるので、女性は特にあっという間に読めると思う。安生はちょっとケセラセラと生きすぎていてイライラするところもあるけれど、琴子おばあちゃんがカツを入れてくれてスカッとする。 私は氷河期世代だから母・智子より一世代若いくらいだけど、今、上の子が大学生だから、学費として貯めていたお金が、湯水のようにざあざあと消えていく恐怖を日々感じている。その恐怖のあとには、こんなふうに目減りしまくった貯金を眺めて絶望するのかもしれないと思うと、身が引き締まる思いだった。まだもう1人いるし。怖い怖い。 最後の話では、美帆の婚約者である翔平の親御さんが、本人の了承を得ないまま、翔平が大学進学したときの奨学金を勝手に借りていて、さらに本人に返せと言ってきた。どうなることかと思ったけれど、とてもすっきりまとまっていて読後感もよく、楽しい読書時間になった。登場人物がみんな好ましく、どこかその辺にいそうな感じなのもとても良かった。
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一家のお金の使い方や考え方が生々しく書いてある。最後になぜお金と向き合うことが大事なのかがストーリーで出てくるため、読んだ後に温かい気持ちになる他自分もお金と向き合おうという気持ちにさせてくれる。小説とお金という一石二鳥のような本。
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