1,800円以上の注文で送料無料

漂流物・武蔵丸 中公文庫
  • 中古
  • 店舗受取可
  • 書籍
  • 文庫

漂流物・武蔵丸 中公文庫

車谷長吉(著者)

追加する に追加する

漂流物・武蔵丸 中公文庫

定価 ¥990

660 定価より330円(33%)おトク

獲得ポイント6P

残り1点 ご注文はお早めに

発送時期 1~5日以内に発送

店舗受取サービス対応商品

店舗受取なら1点でも送料無料!

店舗到着予定

12/4(水)~12/9(月)

商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 中央公論新社
発売年月日 2021/08/20
JAN 9784122070943

店舗受取サービス
対応商品

店舗受取なら1点でも送料無料!
さらにお買い物で使えるポイントがたまる

店舗到着予定

12/4(水)~12/9(月)

漂流物・武蔵丸

¥660

残り1点
ご注文はお早めに

カートに追加するカートにいれる

商品レビュー

4.5

3件のお客様レビュー

レビューを投稿

2024/11/09

帯に「私小説の極北」とあるが、この短編集に収められているのは必ずしも私小説だけではない。母親の語りが続く「抜髪」、料理人時代の同僚が語る「漂流物」、直木賞受賞時の日記など、バラエティに富んだ構成で著者の作品の幅が楽しめる。 まさに「漂流物」として世捨て人を目指して生きてきた著者で...

帯に「私小説の極北」とあるが、この短編集に収められているのは必ずしも私小説だけではない。母親の語りが続く「抜髪」、料理人時代の同僚が語る「漂流物」、直木賞受賞時の日記など、バラエティに富んだ構成で著者の作品の幅が楽しめる。 まさに「漂流物」として世捨て人を目指して生きてきた著者ではあるが、本書で語られる様々な文学賞(非)受賞の顛末などを知ると、あえて俗物性を全開に自身を戯画化していて、そうした所こそまさに自分の肉を切ってこその小説であるとの持論が徹底されている。まさに「最後の文士」とも呼ぶべき作家である。

Posted by ブクログ

2022/04/19

車谷長吉氏の著作を読むのは3作目。 数奇な人生は、本作の作中の著述と夫人の巻末エッセイ「けったいな連れ合い」で 知りました。 また著者の最期についてはwebで知りましたがあり得ない最期、放浪の旅のさなかでは料理人としての仕事もしていた筈だったのに…。 Punksを体現した生き様だ...

車谷長吉氏の著作を読むのは3作目。 数奇な人生は、本作の作中の著述と夫人の巻末エッセイ「けったいな連れ合い」で 知りました。 また著者の最期についてはwebで知りましたがあり得ない最期、放浪の旅のさなかでは料理人としての仕事もしていた筈だったのに…。 Punksを体現した生き様だったのか…。 本編では「武蔵丸」「狂」が印象に残りました。

Posted by ブクログ

2021/08/03

平林たい子賞、川端康成賞受賞の表題作二篇ほか短篇小説と講演「私の小説論」、随筆を併録した直木賞作家の文庫オリジナル選集。〈巻末エッセイ〉高橋順子

Posted by ブクログ