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ある男 文春文庫
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ある男 文春文庫

平野啓一郎(著者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 文藝春秋
発売年月日 2021/09/01
JAN 9784167917470

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商品レビュー

3.8

702件のお客様レビュー

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2026/02/17
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※このレビューにはネタバレを含みます

印象に残る考え方やフレーズが多くあったので星4つ 愛する人の過去が偽物だと知った時に、人はどうするのかという問いに対して、「愛し直す」という考え方。意外とない視点で、面白いと感じた。過去はもちろん愛を形成する重要な要素だが、全てではない。そもそも人間は過去のままではいられないのだから、愛を更新していくことは当たり前なのだと気付かされた。 また、人生の交換というテーマは斬新だった。特に印象的だったのは、人生の評価を客観的にできる点である。 もし自分がランダムで誰かの人生を引き継ぐとして、今の自分の人生が回ってきたとしたら、自分は喜ぶだろう。それはつまり、幸せということだ。 この内容にはハッとさせられ、今の環境が当たり前ではないことを強く認識した。

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2026/02/15

読み始めから、ノンフィクションに手を出したのかと何度も確認するくらいリアリティのある内容だった。 身近にいる人が本当に戸籍の通りの人生を歩んできたのかなんて調べようがないし、調べたところで本当にその人がその名前で生まれてきたのかなんて、わかるすべもないというのが非常に怖いと思った...

読み始めから、ノンフィクションに手を出したのかと何度も確認するくらいリアリティのある内容だった。 身近にいる人が本当に戸籍の通りの人生を歩んできたのかなんて調べようがないし、調べたところで本当にその人がその名前で生まれてきたのかなんて、わかるすべもないというのが非常に怖いと思った。 100パーセント違う人に成り代わるのは無理だとしても、つかの間の違う人生が、幸せなものだったら良かったなと思った。

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2026/02/14

【出生コンプレックスに効く本】 戸籍を変えて、別の人間として生きる人たちの精神的背景を追う物語。 弁護士の城戸は未亡人の里枝と出会う。その元夫は実際の名前の人物とは全くの別人だった。戸籍を入れ替えながら生きていく人間たちのバックグラウンドを覗き見ていく。一方で城戸自身は在日3...

【出生コンプレックスに効く本】 戸籍を変えて、別の人間として生きる人たちの精神的背景を追う物語。 弁護士の城戸は未亡人の里枝と出会う。その元夫は実際の名前の人物とは全くの別人だった。戸籍を入れ替えながら生きていく人間たちのバックグラウンドを覗き見ていく。一方で城戸自身は在日3世という出生であり、自分の戸籍には引け目を感じている。自分として生きることの本質を考えさせられる一冊だった。 戸籍を変えてまで生きていくくらいまで逆境に立たされた人物たち、そしてその周囲の人が混乱に巻き込まれ、今まで自分が生きてきた道を疑う姿を見て、胸が詰まる思いだった。当事者の心理的描写は少ないが、そのやり場のない感情は推し量ることができる。 物語は城戸の視点を中心に進んでいくのだが、城戸自身の出生に関しての描写が長く、同じところをぐるぐると回っている感覚になり、冗長に感じられた。自分の深層まで考え込むシーンが多く、小難しい思考が好きな人にとっては味わいが深いのだろうと推測する。 家庭内問題も解決していないうちに、幕引きもこれで終わりでいいのか、という気持ちになった。残念ながら、自分の肌には合わない作品だった。

Posted by ブクログ