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宝島(下) 講談社文庫
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宝島(下) 講談社文庫

真藤順丈(著者)

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宝島(下) 講談社文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 講談社
発売年月日 2021/07/15
JAN 9784065243749

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商品レビュー

3.8

62件のお客様レビュー

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2026/06/14

戦後、アメリカの統治下とされ、混沌とした沖縄を舞台に幼馴染達がアメリカ軍に抵抗する闘争の物語。 沖縄の土着文化を元にした自然の豊かさを感じさせるような比喩表現や情景描写がより魅力的にしている。 ユンターと呼ばれる語り部が沖縄方言混じりの独特のリズムで語りかけるスタイルも印象的。...

戦後、アメリカの統治下とされ、混沌とした沖縄を舞台に幼馴染達がアメリカ軍に抵抗する闘争の物語。 沖縄の土着文化を元にした自然の豊かさを感じさせるような比喩表現や情景描写がより魅力的にしている。 ユンターと呼ばれる語り部が沖縄方言混じりの独特のリズムで語りかけるスタイルも印象的。 幼馴染たちは大人になるにつれ、それぞれの道に分かれていきすれ違いもあるが、方法は違えど「どうにかして沖縄を良くしたい」という強い気持ちが、読んでいて、胸を熱くさせる。 アメリカ軍による沖縄での犯罪行為や基地問題などのシリアスなテーマを扱っている作品だけど、所々、著者自身からツッコミが入るスタイルは斬新で、そのおかげで話を重くさせすぎない。 著者は沖縄出身ではないけれど、沖縄に対する強い愛を感じる作品で、読み終わった後、沖縄の晴天のようとても清々しく、晴れやかな気持ちになれる。

Posted by ブクログ

2026/06/10

本書を読んでいて、米兵や女給などのキーワードから、『月白』や『カフェーの帰り道』が頭をよぎりましたが、同じ時代の物語でもこんなにも読後感が違うものかと、改めて読書の奥深さを感じました。 本書は米軍と沖縄人との戦いの物語。 戦い方は様々で、幼なじみのグスク、ヤマコ、レイはそれぞれの...

本書を読んでいて、米兵や女給などのキーワードから、『月白』や『カフェーの帰り道』が頭をよぎりましたが、同じ時代の物語でもこんなにも読後感が違うものかと、改めて読書の奥深さを感じました。 本書は米軍と沖縄人との戦いの物語。 戦い方は様々で、幼なじみのグスク、ヤマコ、レイはそれぞれの場所で自分の信じた道を貫いている。 でも、3人の心にいつもあるのは故郷の英雄オンちゃんの存在。 オンちゃんはどこへ行ってしまったのか、本当に消えてしまったのか‥‥と喪失感を持ちながらも、沖縄人達の怒りが一つになり、同じ方向へ向かった瞬間、沖縄人全てが英雄になった。これは熱いものが込み上げてくる。 消えたオンちゃんの謎も読ませてくれるし、全体に沖縄独特のスピリチュアルな雰囲気も漂っていて、この世界観に没頭させられます。 何よりも沖縄の歴史が苦しく悲しすぎる。 そしてこういう本を読むと、自分の国のことなのに何も知らずにいた自分がとても恥ずかしくなります。だからこそ読めて良かったと思います。 「なんくるないさ」の本当の意味が分かりました。

Posted by ブクログ

2026/04/02

通勤途中で読むにはちょうどいいサイズ。(上巻との厚さのバランスよ…) メインの登場人物やストーリーはあくまでもフィクションだろうが、米軍統治下のオキナワの空気感とかもともとあった彼らのアイデンティティとかエネルギーとかが伝わってきた。 そして読後となる来月、再び沖縄出張の予定。...

通勤途中で読むにはちょうどいいサイズ。(上巻との厚さのバランスよ…) メインの登場人物やストーリーはあくまでもフィクションだろうが、米軍統治下のオキナワの空気感とかもともとあった彼らのアイデンティティとかエネルギーとかが伝わってきた。 そして読後となる来月、再び沖縄出張の予定。なんか見え方感じ方違ってくるかな?

Posted by ブクログ

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