宝島(下) の商品レビュー
通勤途中で読むにはちょうどいいサイズ。(上巻との厚さのバランスよ…) メインの登場人物やストーリーはあくまでもフィクションだろうが、米軍統治下のオキナワの空気感とかもともとあった彼らのアイデンティティとかエネルギーとかが伝わってきた。 そして読後となる来月、再び沖縄出張の予定。...
通勤途中で読むにはちょうどいいサイズ。(上巻との厚さのバランスよ…) メインの登場人物やストーリーはあくまでもフィクションだろうが、米軍統治下のオキナワの空気感とかもともとあった彼らのアイデンティティとかエネルギーとかが伝わってきた。 そして読後となる来月、再び沖縄出張の予定。なんか見え方感じ方違ってくるかな?
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上下に分けずにまとめてほしかった。。 物語の内容は好きではないですが、心が揺さぶられる部分はありました。
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とてもとても考えながら読まないといけない小説のように感じてしまって気持ちはドンヨリ複雑に読み終えた。 うん、もういい大人なのに知らないこときっとまだまだあるなぁ。
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2026.2.12読了 上巻から出てくる語り部は何者なのか…?とずっと思っていたが最後の最後にそういうことかと!沖縄人ウチナーの魂は生き続ける。 終盤のコザ騒動のシーンには胸が熱くなった。 理不尽な扱いを受けてきた米兵に対し沖縄人の最大の抵抗運動。映画でこのシーンを見たら圧巻...
2026.2.12読了 上巻から出てくる語り部は何者なのか…?とずっと思っていたが最後の最後にそういうことかと!沖縄人ウチナーの魂は生き続ける。 終盤のコザ騒動のシーンには胸が熱くなった。 理不尽な扱いを受けてきた米兵に対し沖縄人の最大の抵抗運動。映画でこのシーンを見たら圧巻だろうなと。 当時の沖縄の雰囲気、本土との関係など、やや文章に分かりづらいところがあったものの、まじまじと感じられ没入できた。 高市首相となり、日米関係が今後さらに強化されていくと思うが、戦後の沖縄の歴史は絶対に忘れてはならないと改めて思った。
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1955年 嘉手納幼女殺人事件 1968年 B52爆発事故 1970年 コザ暴動 1972年 本土返還 基地の子
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直木賞 山田風太郎賞 沖縄書店大賞 数日前に読んだ『デモクラシーのいろは』は、アメリカが終戦後の日本に民主主義を持ち込むための実験をするという設定だったが、この『宝島』は終戦から日本に返還される1972年までの沖縄を舞台にしたものだ。 今でも、米兵による事件が問題になっている...
直木賞 山田風太郎賞 沖縄書店大賞 数日前に読んだ『デモクラシーのいろは』は、アメリカが終戦後の日本に民主主義を持ち込むための実験をするという設定だったが、この『宝島』は終戦から日本に返還される1972年までの沖縄を舞台にしたものだ。 今でも、米兵による事件が問題になっているが、この頃も、酒に酔ったり、薬物中毒の米兵による婦女暴行事件や交通事故が頻発しており、その多くがアメリカによって闇に葬られたり、アメリカの裁判で無罪になったりしていた。 また、もともと沖縄には暴力団がなかったのだが、酒場における米兵の狼藉に対抗するため、ヤクザのようなものが生まれたという。 基地があることによる恩恵もあることにはあるが、それによる被害は私が今まで思っていたものの比ではなかった。 また、日本への返還も島民は冷めた目で迎えていたようで、意外だった。(基地がついてくるのだからあたりまえ) アメリカに対する怒り、日本(ヤマトゥ)に対する怒りが、本書全編に色濃く漂っていた。 上巻を読んでから、図書館の順番がまわってきたのが二ヶ月後というのもあり、上巻の内容を忘れてしまっているのもあるが、何しろ文章が読みづらい。全編、ユンター(語り部)が語っており、ウチナーグチのルビが振られており、読むのに大変苦労した。それ故、星2つにしたが、私の読解力のせいです。この文章のおかげで、臨場感があることは確か。
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正直上巻が読み進めるのが辛くて下巻読むのを躊躇ってたけど、読んで良かった。 戦後の沖縄ってこんな感じだったのかと色々考えさせられた。
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バッドエンドを覚悟して読み進める 覚悟していたほどには最悪な結末ではなかったけど、理不尽を押し付けられ結末であることには変わりはない なんくるないさ って、楽観主義的な含みだと軽く考えていたけど、もっとたくさんの気持ちが含まれていた 沖縄のニュースの見方が変わる また読み直...
バッドエンドを覚悟して読み進める 覚悟していたほどには最悪な結末ではなかったけど、理不尽を押し付けられ結末であることには変わりはない なんくるないさ って、楽観主義的な含みだと軽く考えていたけど、もっとたくさんの気持ちが含まれていた 沖縄のニュースの見方が変わる また読み直そう
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あまり知らなかった返還前の沖縄の熱に少しでも触れられた気がする。独特の雰囲気を映画でも感じてみようと思う。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
仲の良かったキヨ(女の子)がアメリカ兵士の慰みものとなり、薬物中毒であったけれども大好きだった自身の母親とともに自殺したことを知らされると同時に、基地問題を不問とした沖縄返還の報道を聞いたグスクのセリフ 「基地の問題はうやむやにされて、核や毒ガスもなくならない。戦闘機は墜ちつづけて、娼婦の子は慰みものにされる。この返還で喜べるのはうしろめたさに恰好のついた日本人だけさ」 日本で歴史を学ぶと、沖縄返還は良い出来事と思ってしまいそうだけど、本土で歴史を学んでいては知り得ない、沖縄の歴史があることを思い知らされる。 本土の人は沖縄の歴史を知るべき、ということを、小説を通して説得してくれる。 沖縄に関する書籍で、これほど衝撃を受けたのは、上間陽子さんの『裸足で逃げる』以来かも。上間さんは『海をあげる』もすごく考えさせられた。 全て読んでみての感想 面白かった。沖縄の歴史や抱える問題をリアリティを持って知る上でも、小説を楽しむという意味でも、おすすめできる。
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