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緑のなかで 光文社文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 光文社 |
発売年月日 | 2021/06/16 |
JAN | 9784334792046 |
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緑のなかで
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商品レビュー
3.4
10件のお客様レビュー
椰月美智子さんはやっぱり印象深い物語で心に引っ掛かる。児童文学作家だからなのか気持ちが真っ直ぐになってしまう、思春期の心のモヤモヤもしっかり掴んでいる。もちろん解決するのは自分しかいないけど、きっかけにヒントになります。4部が春夏秋冬と分かりやすくて、5部が卒業後なのかなあと思っ...
椰月美智子さんはやっぱり印象深い物語で心に引っ掛かる。児童文学作家だからなのか気持ちが真っ直ぐになってしまう、思春期の心のモヤモヤもしっかり掴んでいる。もちろん解決するのは自分しかいないけど、きっかけにヒントになります。4部が春夏秋冬と分かりやすくて、5部が卒業後なのかなあと思ったけど、高校だった。4人の友情に綾太に高校の体育祭を見る家族と原生林を見れた。寿はずーっと戦っていたんだなって、ギリギリの生活だったなって。大学3年って何故だろうと思ったけど、こっち側が勝手に決めただけで、ちゃんとした一年なんだ
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淡い青春群像かと思ったら、そうではなかった。 若い危うさが弾けながら、事実が重くのしかかってくる。 順番が高校生活が後になっていることで、時間の儚さがより鮮明になる感覚がある。
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解説の斎藤孝さんも書いてらっしゃるが、「青春とは人生のある一つの時期ではなく、一生持ち続ける心の在り方」という、サミュエル・ウルマンの有名なフレーズもあるけれど、やはり青春時代は一時期のもので懐かしくなる。 小説では『青い山脈』『青が散る』。古くは『たけくらべ』と読んだ...
解説の斎藤孝さんも書いてらっしゃるが、「青春とは人生のある一つの時期ではなく、一生持ち続ける心の在り方」という、サミュエル・ウルマンの有名なフレーズもあるけれど、やはり青春時代は一時期のもので懐かしくなる。 小説では『青い山脈』『青が散る』。古くは『たけくらべ』と読んだものが浮かぶ。 その現代版のひとつ。 タイトルが青じゃなくて緑濃い季節になっているところ、青は古めかしくて緑が新しいというわけでもないが、清冽な印象であった。 「緑のなかで」が大学生生活で、併編されている「おれたちの架け橋」が高校時代。子の側から見た親子の関係と両親の大人事情、学生生活での友達との関わり。 わたしから言うとライトノベル風だが、ユーモアも交えてさらりと描く現代風と言おうか。それもいいなあと思う。 若き時代の思い出をいつまでも色あせさせないのが、若さの秘訣かも。
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