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色にいでにけり 江戸彩り見立て帖 文春文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 文藝春秋 |
発売年月日 | 2021/06/08 |
JAN | 9784167917036 |
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色にいでにけり
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色にいでにけり
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商品レビュー
3.7
27件のお客様レビュー
温かい文章です。 苦手な江戸のことをわかりやすく書いてくれるから好きです。 そして、色のことに詳しいので読んでいてワクワクしますね。
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摺師をしていた父の背中を見て育ち、知らず知らず色の感性を養っていたお彩。火事で仕事ができなくなった父と二人、ほそぼそと長屋暮らしをしていたところへ、うさんくさい京ことばの優男、右近と出会って(つきまとわれて)お彩の視界がひろがっていく。 自分では才能だなんて思ってもいなかったこと...
摺師をしていた父の背中を見て育ち、知らず知らず色の感性を養っていたお彩。火事で仕事ができなくなった父と二人、ほそぼそと長屋暮らしをしていたところへ、うさんくさい京ことばの優男、右近と出会って(つきまとわれて)お彩の視界がひろがっていく。 自分では才能だなんて思ってもいなかったことを、他人に見出されるのってどんな気持ちなんだろうなあ。やっぱり最初は居心地悪いというか、信じがたいんじゃないかしら。右近みたいにもともと知り合いでもない人に言われたら(しかも大金をちらつかされたら)何か裏がある、だまされていると頑なに考えるお彩の思いももっともだ。 でもそれだけ警戒しているのに、強引に連れ出された客先でひらめいたら舞い上がって叫んじゃうところがかわいい。 終盤、ついに右近が正式にお彩に仕事をしないかと誘ったところで幕引き。続刊ではどんな形で二人のやり取りが繰り広げられているのか、読んでみたい。 江戸時代には役者の好みにちなんだ色や、バリエーション豊かな藍やねずみ色が呼び名をつけられて浸透していたらしい。色名のひびきも美しく、たのしい。
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最新作を書店で見かけて手に取ったらシリーズでしたので、1作目を図書館で借りました。 色に対する感覚が優れているお彩が、その才能に目をつけた右近に丸め込まれて、色にまつわるトラブルを紐解いていく短編集。 ネタとしての目の付け所は上手いなぁと思う。人物描写は難あり。少し型にハマりすぎ...
最新作を書店で見かけて手に取ったらシリーズでしたので、1作目を図書館で借りました。 色に対する感覚が優れているお彩が、その才能に目をつけた右近に丸め込まれて、色にまつわるトラブルを紐解いていく短編集。 ネタとしての目の付け所は上手いなぁと思う。人物描写は難あり。少し型にハマりすぎていて、お彩にしても右近や卯吉にしても厚みが無い気がする。
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