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猫が歩いた近現代 化け猫が家族になるまで
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 吉川弘文館 |
| 発売年月日 | 2021/05/28 |
| JAN | 9784642083980 |
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猫が歩いた近現代
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商品レビュー
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9件のお客様レビュー
すごい。ともかく圧倒される。出典があるといいなと思ったけど、専門書みたいに後半四分の一が注になってしまうんだろうなあ。怖い猫の絵がかわいくなる話とか、猫の写真が撮れるようになったのが明治後期から、は言われてみれば当然なんだが。なめ猫が出てきて一気に自分の時代と重なるようになって、...
すごい。ともかく圧倒される。出典があるといいなと思ったけど、専門書みたいに後半四分の一が注になってしまうんだろうなあ。怖い猫の絵がかわいくなる話とか、猫の写真が撮れるようになったのが明治後期から、は言われてみれば当然なんだが。なめ猫が出てきて一気に自分の時代と重なるようになって、そのあとはなんとも懐かしく読んだ。
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https://opac.lib.hiroshima-u.ac.jp/iwjs0027opc/BB03708443
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猫イメージの「近代」は明治末に始まる。 「猫が美人の「添え物」や擬人化・化け猫といった「付加価値」を持たずとも、猫としてのままで主役に描かれうる時代」 の到来を象徴するのが夏目漱石『吾輩は猫である』だという。 「前近代」として江戸時代における猫ブーム(浮世絵の美人画、歌川国芳な...
猫イメージの「近代」は明治末に始まる。 「猫が美人の「添え物」や擬人化・化け猫といった「付加価値」を持たずとも、猫としてのままで主役に描かれうる時代」 の到来を象徴するのが夏目漱石『吾輩は猫である』だという。 「前近代」として江戸時代における猫ブーム(浮世絵の美人画、歌川国芳など)を概観したうえで、近代、現代における日本社会での猫の受容のされ方を述べていく一冊。 現代的な感覚での「猫の可愛さ」が社会に広まったのはごく最近のことであると検証される。 たとえば「猫捕り」は第二次大戦後にも存在しており、1971年につかまった者の証言では「猫は殺したあと大阪の皮なめし業者で1匹400円で加工してもらい、それを皮屋では雄1匹3000円、雌1匹1500円で買い取ってもらう」と証言していたという。 1970年代末以降は「慢性的」猫ブーム、というのが著者の表現で、現代人が当たり前に考えているイメージは歴史的には普通のものではないことが示される。 ちなみに「猫はこたつで丸くなる」という「雪やこんこ」の歌詞は、「底板のある櫓の中に炭火を入れる陶器を置いた小さな置ごたつか、あるいは囲炉裏の上に櫓を置き布団をかけたもの」の上に猫が載っていることを歌ったものである。 現代では、猫は暖かい炬燵の中に入って「伸びる」ようになったという指摘は、言われてみればそうだった。 さらに、暖かくなるブラウン管テレビの上も猫の定位置だったが、液晶テレビの普及によってそれは失われたというのも「そういえば」である。 そのブラウン管の上で丸くなっている猫の写真もあるのだが、「あとがき」でその写真に写っている猫は著者自身が飼っていた猫だと打ち明けるのが面白い。
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