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インドラネット
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | KADOKAWA |
| 発売年月日 | 2021/05/28 |
| JAN | 9784041056042 |

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商品レビュー
3.9
92件のお客様レビュー
目眩を感じつつ、『読み干した』一冊。崇高な存在の空知と、底辺の晃。カンボジアの国情。終わり方も、いい意味でキモチワルイ感じが、桐野ワールド満載。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
序盤は主人公晃の性格にイライラしたが、後半は彼を尊敬するようになっていた。 作中でインドラネットは眩い宝石が無数に絡まる神秘的なものとして表現されていたが、作中の網は晃(とその先の空知)を利用しようとする蜘蛛の糸のような人間の欲と悪意だった。日本だろうがカンボジアだろうが、人間は変わらない。 空知は優秀だったのだろうが、若すぎた。政治も麻薬も彼が扱いきれるものではなかったのだろう。最後、晃が空知を投げてくれて安心した。きっと、序盤の彼では空知を投げられなかったと思う。奇しくも空知をすり減らした者達が遣わした晃によって彼だけは先にゴールにたどり着いた。晃はどうなっていくのだろうか。彼には祖国の母の元へ戻ってもらいたい気持ちもあるが、空知の影である彼はソルの席に自らついた。その席は粘ついた人間の欲で作られていて、座ったものを空知のようにすり減らせていく席なのだろう。 作中ネガティブなエネルギーを行動力に変換できた彼だから、もしかしたら...なんて思いたいが、きっとこの作者はそんな生易しい人ではないのだろうな。面白かった。
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じわじわと引き込まれていく。終盤に近づくにつれ、謎が重なり何が本当かわからないまま主人公とともに進む。想像しなかった結末。悲しい、暗い、モヤに包まれたような読後感。
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