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正しい女たち 文春文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 文藝春秋 |
発売年月日 | 2021/05/07 |
JAN | 9784167916879 |
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商品レビュー
3.4
64件のお客様レビュー
学生時代に出会った女の子が社会人になり、結婚する人もいたり、それぞれを描く短編連作。 女性を年齢とか容姿とかで評価して見てる表現が多くて、分かるんだけどさ、嫌な気持ちになっちゃったな。特に最終話。
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短編集だと思っていたら、読み進めるうちに、4人の女性の隙間だらけの悲しい友情が見えてきた。 友情を維持することが正しいと思ってると、女同士ってこうなるよね。なんか分かる。 彼女たちはそれぞれ、自分の正しさの中で生きていたけど、みんなあまり幸せそうじゃなかった。 "正しい...
短編集だと思っていたら、読み進めるうちに、4人の女性の隙間だらけの悲しい友情が見えてきた。 友情を維持することが正しいと思ってると、女同士ってこうなるよね。なんか分かる。 彼女たちはそれぞれ、自分の正しさの中で生きていたけど、みんなあまり幸せそうじゃなかった。 "正しい"と"幸せ"は、イコールじゃない。 粘っこい文体は好みだったけど、個人的には印象の薄い作品だったなあ。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
・比喩が上手い。普段読まない作家の言葉遣いが新鮮だった。迂闊だった。困る、水がかたいなど。 ・すべての短編が最初の短編に出てくる4人の女性の派生である。と最後の解説に描かれていてなるほどと思った。 ・正しい女たち、とは自分の正しさの信じて正義を貫く者というように読み取った。それが自分の価値観とはあまり一致せず、作品全体を通してあまり共感できなかったのでこの評価。正しさなんてのは全て主観的で流動的なものであると思うので、正しい女ではなく正しさを信じる女たちとかの方がタイトルとしては良い。正しさというものを客観視できない女に対して皮肉をこめているのかもしれないが。 温室の友情 ・歪んだ愛は連鎖する。 ・小説においてすべてを語らない部分があり、それが女性らしいと感じた。 海辺の先生 ・田舎町の情景、スナックの風景、先生の人柄が目に浮かぶような描写。自分の中でかなりエモーショナルになれる作品。 偽物のセックス ・自分が欲しかったのってこんなものだったんだというのがリアル。でもそれから逃れられないのが人間であり男だなあと思う。 ・強制力を持って動けば、悲惨だと思う状況も好転し得る。 幸福な離婚 ・終わりを意識することで今が大切になる。メメントモリ。100日後に死ぬワニと同じ構造。 ・終わりを決意したからこそ肩の力が抜けて一緒にいる窮屈さがなくなるというのは真実だと思うけど、個人的にはそれでも2人で踠くのが理想かなと思う。 桃のプライド ・誰にも羨ましく見えたり苦労していたりするポイントがある。 ・誰かを羨ましく思うのはやめて、羨ましく思われたいというのもやめたいやつから本当に好きなことに全力で向き合えるのだと思う。そこにいるうちは中途半端。 ・母親の最後の言葉が泣ける。 描かれた若さ ・男の若い女第一主義に物申す短編。男の立場からすると男の潜在意識が若さを求めているのは確かにあると思うが、それを過剰に受け取って必要以上に若さを追求する流れを作っているのは女性自身な気もする。
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