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「テレビは見ない」というけれど エンタメコンテンツをフェミニズム・ジェンダーから読む
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 青弓社 |
発売年月日 | 2021/04/23 |
JAN | 9784787234865 |
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「テレビは見ない」というけれど
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商品レビュー
3.5
14件のお客様レビュー
どこで紹介されたのか忘れてしまいましたが、2023年2月7日に「読みたい」に登録していた本。 自分はあまりテレビを見ないので、タイトルの『「テレビは見ない」というけれど』という文言が気になっていたのですが、実はサブタイトルになっている「エンタメコンテンツをフェミニズム・ジェンダ...
どこで紹介されたのか忘れてしまいましたが、2023年2月7日に「読みたい」に登録していた本。 自分はあまりテレビを見ないので、タイトルの『「テレビは見ない」というけれど』という文言が気になっていたのですが、実はサブタイトルになっている「エンタメコンテンツをフェミニズム・ジェンダーから読む」の部分がとっても重要な本でした。 複数の著者からなる本ですが、「フェミニズム・ジェンダーから読む」ことを重視していることもあってか、著者は女性やゲイの方が中心。 いずれの著者も、(テレビ番組に対して)ジェンダーに関する自身の立ち位置を大切にした考え方や見方を持っていて、それらに力強さを感じましたし、そのような考え方や見方は、結果として、ジェンダーの多様性の受容につながっているように思いました。 ジェンダーに対する世間の理解度はどんどん上がってきており、テレビドラマには、その上昇が反映されてきている一方で、情報番組は、ジェンダーの捉え方が旧態依然としている、という見方には同意します。 が、ジェンダーに対する捉え方は、とっても複雑なので、理解が追いつかない人がたくさんいても不思議ではない、とも思っています。 ジェンダーに関する自分自身の捉え方をアップデートし続けるためにも、ジェンダーに関する本は定期的に読まないといけないな、と思った一冊でした。
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ワイドショーの章での女性芸能人のコメンテーターについて「自分の意見を言える。しかし、その場の意見が固まってきたときには、そちらに合わせることができる。」「想定内の生意気を演じる」という箇所はハッとした。 一見何でも好きなことを言っているように見えるキャラだけど、実際は空気を読んで...
ワイドショーの章での女性芸能人のコメンテーターについて「自分の意見を言える。しかし、その場の意見が固まってきたときには、そちらに合わせることができる。」「想定内の生意気を演じる」という箇所はハッとした。 一見何でも好きなことを言っているように見えるキャラだけど、実際は空気を読んで芸能界のヒエラルキーに従順に動く。 でも、それがとてもうまくやっているからなかなか視聴者は気づかない。 いや、視聴者は気づいているけどワイドショーなんてそんなもんだろと皆流しているんだろうな。 ワイドショーのMCの年配男性が引退する頃には変わっているのだろうか。
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なんとなく嫌な予感がして、手に取っていなかった本書。しかし、週末猛烈に『問題のあるレストラン』に関する批評が読みたくて、ついに読んだ。 予感は確かに当たっていて、「個人的な見解をまとめてみたい。(清田隆之)」p53に留まっているように思うエッセイもあった。 が、ラストの鈴木み...
なんとなく嫌な予感がして、手に取っていなかった本書。しかし、週末猛烈に『問題のあるレストラン』に関する批評が読みたくて、ついに読んだ。 予感は確かに当たっていて、「個人的な見解をまとめてみたい。(清田隆之)」p53に留まっているように思うエッセイもあった。 が、ラストの鈴木みのりさんの章でがつん。とやられた。がつん。 これを載せたことが、全てですね。 (あ、それでも、シスターフッドの話とか、わきまえない女たち、は、楽しんで読んでましたけど。。。) #テレビは見ないというけれど #読書記録 #鈴木みのり #西森路代 #武田砂鉄 #岩根彰子
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