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ペスト 岩波文庫
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ペスト 岩波文庫

アルベール・カミュ(著者), 三野博司(訳者)

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ペスト 岩波文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 岩波書店
発売年月日 2021/04/16
JAN 9784003751329

商品レビュー

4

26件のお客様レビュー

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みんなの感想まとめ
  • ペスト
  • 感染症
  • 物語
  • 医師の奮闘
  • 絶望と希望
  • 人間の本質
  • 社会の混乱
  • アルジェリアの歴史
  • 新訳の美しさ
  • 現代への警鐘

人々が脅威に直面したときの心理や行動を深く描いた作品で、絶望の中でも希望を見出そうとする姿が印象的です。特に、医師リューの冷静な対応と、彼を支える人々の奮闘が、現代の感染症の状況と重なり、リアルに感じられます。歴史的背景を持つこの物語は、過去の出来事を通じて人間の本質を問い直す機会を提供しており、特にコロナ禍を経た今、より一層の共感を呼び起こします。また、新訳による美しい翻訳が情景や心理描写を際立たせ、作品の深みを増しています。時代を超えて共通する人間の感情や行動を考えさせられる一冊であり、名作としての価値を再確認させられることでしょう。

※この内容はAIが作成したものであり、ブックオフ公式オンラインストアの見解や意図を示すものではありません。

2026/09/17

何度もコロナ禍が頭をよぎった 大丈夫だろうという楽観した気持ちと 毎日のNEWSや周りでの感染を聞くと ザワザワと恐怖した そんな事を思い返しながら読んだ ペスト。黒死病… 実際ヨーロッパの人口60%を この疫病の為に亡くしたと言われている 当時の環境、医療技術は現代とは いろ...

何度もコロナ禍が頭をよぎった 大丈夫だろうという楽観した気持ちと 毎日のNEWSや周りでの感染を聞くと ザワザワと恐怖した そんな事を思い返しながら読んだ ペスト。黒死病… 実際ヨーロッパの人口60%を この疫病の為に亡くしたと言われている 当時の環境、医療技術は現代とは いろいろと大きく違うから まるで同じにはならないだろうけど 未だに存在するペスト菌 菌も変化していくし 恐ろしさは変わらない 命を脅かされるのは耐え難い 感染せずとも それを見ていること、 追い詰められるような生活を強いられること、 実際目の当たりにしたら 精神をやられてしまいそうだ… 物語の中にも そんな描写があった その中で 出来ることを探して 奮闘するリユーたち どんなにもどかしく 辛かったことか 集中せねばならなかったか 読んでいて苦しくなる所が多々あった 今 自分が普通に暮らしていることが どんなに幸福なことか 日々の小さなことや人たちが どんなに大切か しみじみと感じられた 神に対しても 触れられていた 救われるべき命が守られない それはよく思うこと 神なんて居ない。って ……いろいろと考えさせられた1冊 読後の今 頭の中が渦巻いていて 上手く言語化出来ないや 訳注のページもかなりあって その後 カミュの年譜、解説と 読み応えのあるつくり 再読時は訳注を確認しながら 読んでみようと思う 新訳版、とても読みやすかった

Posted by ブクログ

2026/06/28

岩波文庫の本読む時って難解さに挫けない覚悟と、時の洗礼を受けた名著に対峙する心構えが必要という偏見があるのですが、「ペスト」は何でもっと早く読まなかったんだと拍子抜けするくらい読みやすかった。し、読みやすさの割に合わないくらい哲学的。 ある街をペストが襲った1年弱の話を群集全体の...

岩波文庫の本読む時って難解さに挫けない覚悟と、時の洗礼を受けた名著に対峙する心構えが必要という偏見があるのですが、「ペスト」は何でもっと早く読まなかったんだと拍子抜けするくらい読みやすかった。し、読みやすさの割に合わないくらい哲学的。 ある街をペストが襲った1年弱の話を群集全体の描写と具体的な個人の描写を交えて描いてるから、全体的な様子も細かいリアリティもイメージできて、読み応えがあった。ヴィクトール・フランクルの「夜と霧」みたいに、壮絶なことが目の前で起こっているのに職業的医師の視点を通してるから、心に訴えようとするエピソードというよりも、淡々と事実が記録されていくおかげで目を逸らさず読ませる巧さがある。 解説読んでなるほどなと腑に落ちたのが、「ペスト」という多殺性・致死性の高い感染症の話のようで、第二次世界大戦時のナチス・ドイツのファシズム下の戦争で生活を極度に制限され奪われた比喩でもあるということ。 ペストと戦争に、自由を奪われることや理不尽さが日常になるという共通項を見つけて物語に昇華するという文学の力を思い知りました。 1913年生まれのカミュ自身、幼少期に第一次世界大戦で父が戦死、第二次世界大戦ではフランスのレジスタンス活動に参加、結核を患ったこともあるという経歴。 当事者だからこそ過度に装飾し過ぎず人類の悲劇を書けただろうし、災禍の中の人間が持つ問いが単なる感染症への向き合い方ではなく、「理不尽そのものにどう向き合うか」という普遍的なものになっている。 ペストが消滅したわけではないといった文末で締められているが、生きている限り何度でもやってくる厄災や理不尽の中で、リウー医師のように自分ができることを積み上げていくことが唯一の抵抗となるという価値観にはすごく共感することがあった。 自分が今厄災の中にいないから呑気に言えてるだけかもしれないけど、苦痛や不条理はできるだけすぐ取り除きたいから、劇的なショートカット(当時だと神に祈って救済してもらうとか)に意識を向けることとか、苦しさの中に生きる意味を見出すみたいな自己防衛のためのポジティブ変換じゃなく、できることをやるだけという禅的な考えを持ち続けられるようになりたい。 いい本って、読み終わると荒削りだった自分のぼんやりした価値観をシャープにしてくれるような素晴らしい彫刻刀になるなと感じる一冊だった。 「人生に意味を見つけよう」「生まれてきた意味があるはず」という考え方より、「人生は意味を与えてくれないけど、それでもできるだけ誠実に生きよう」っていう考え方の方が自分としてはしっくりくることがわかった。いい考え事ができた時間だった。

Posted by ブクログ

2026/06/25

読んでいて、なんとなく「夜と霧」ぽさがあるな…?と思っていたら、ナチスや第二次世界大戦の暗喩?みたいな感じで、ペストは書かれていたのね。 物語なんだけど、起承転結もあるんだけど…なんだか、史実に基づいているかのような奇妙な感覚 病気の描写や罪なき子どもたちが亡くなる場面は辛かった...

読んでいて、なんとなく「夜と霧」ぽさがあるな…?と思っていたら、ナチスや第二次世界大戦の暗喩?みたいな感じで、ペストは書かれていたのね。 物語なんだけど、起承転結もあるんだけど…なんだか、史実に基づいているかのような奇妙な感覚 病気の描写や罪なき子どもたちが亡くなる場面は辛かった。 ペストの流行を通じて、人々が変わっていく中での、生とは、罪とは、というテーマも面白かった。 教養のためにも、読んで良かったな、と思った。 解説や注釈も深く、カミュの思想が広く取り上げられた作品なんだとわかった。

Posted by ブクログ

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