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感情の哲学入門講義
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 慶應義塾大学出版会 |
発売年月日 | 2021/01/23 |
JAN | 9784766427196 |
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感情の哲学入門講義
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商品レビュー
4
9件のお客様レビュー
この本は科学ではなくて哲学の本だということが最初に書いてるんだけど、読み終わって、というか読んでる最中から、これが哲学かーというのが一番の感想。哲学は演繹で、科学は帰納だなーとしみじみ思った。演繹だと、どんどん先に進むことはできるけれど、道筋が全ての現象を網羅しているのかどうかが...
この本は科学ではなくて哲学の本だということが最初に書いてるんだけど、読み終わって、というか読んでる最中から、これが哲学かーというのが一番の感想。哲学は演繹で、科学は帰納だなーとしみじみ思った。演繹だと、どんどん先に進むことはできるけれど、道筋が全ての現象を網羅しているのかどうかがわからない。全体の広がりが見えないみたいな。帰納だと、はっきり言えるところは多くはないけれど、取りこぼしが少ないという感覚はある(もちろん、実際にどうなのかはわからないんだけどね)。なので、こういうことが言えるということは分かるけれど、それだけで本当に大丈夫なの?という感覚が読んでる間にずっとあって、大変に気持ちが悪かった。 内容自体は、感情に関するこれまでの成果を満遍なく取り扱ってるのだろうな、と思った。
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まさに大学の講義を受けているようだった。感情に関するいくつかの基本的な理論を軽めに触れているので、感情の哲学についてどんな議論がなされているのか、全体像を捉えることができた。それぞれの章でより深く学びたい人のためにおすすめの本を紹介してくれるのも大学の講義のようで興味深く読めた。
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大学で行われる講義のような形で進んでいき、かつ各章の見取り図のようなものも示されるため非常に読みやすい。
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