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フーコー〈性の歴史〉入門講義
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 作品社 |
| 発売年月日 | 2020/12/19 |
| JAN | 9784861828379 |
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フーコー〈性の歴史〉入門講義
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商品レビュー
3.5
2件のお客様レビュー
この本ではフーコーの本質は何も分からない。分かりやすいだけでまったく中身がない。 サブテキスト、資料的なまとめくらいにしか使えない。 フーコーの狙いが捕まれていない。何が書いてあるかを書かれたテキストの内側で整理してトートロジーしているだけ。 そもそもフーコーはそのような読み方が...
この本ではフーコーの本質は何も分からない。分かりやすいだけでまったく中身がない。 サブテキスト、資料的なまとめくらいにしか使えない。 フーコーの狙いが捕まれていない。何が書いてあるかを書かれたテキストの内側で整理してトートロジーしているだけ。 そもそもフーコーはそのような読み方がディシプリンなのだと批判している。およそ論外でこの本に入門書としての価値はない。 プラチックとプラクシスの区別すらついておらず、この本でフーコーを分かったと思い込むのは滑稽ですらある。 言説が実際行為している、そこをヘーゲルのように主体化(大論理学)せず無数の権力関係の抵抗の分散と総合として読み、言説の種別性を問う。 このような述語行為をベースとし、マルクス的な権力所有論を破棄し、つまり性の抑圧仮説や国家主権(主権の法)による統治というパースペクティブを解体して権力関係論、統治性(統治の統治、自己コンシアンス)へとすすむ。 主体の自由としてある欲望のタームを外して快楽プラチックを古代ギリシャに見いだす系譜学の狙いもここに集約される。 まずラカンの欲望から享楽・欲動への転回と重ねないとフーコーの自由プラチックも掴めない。 諸個人の政治テクノロジーやポリスにおける個人化と全体化のダブルバインドを外すための自己技術論としてギリシャの自己への配慮、パレーシアなどが探られる。 主権の法が統治を外在的に制限すると見なされてるのもポイント。 ここもラカンのフリュストラシオン(不満、存在論的差違)と照らすことで分かりやすくなる。 山本哲士のミシェルフーコーの思考体系のが入門書として絶対的に卓越している。
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「性の歴史4 肉の告白」と時を同じくして出版された仲正さんの入門講義。 他の入門講義と同様、テキストに即して、丁寧に読んでいくところがいい。 「肉の告白」を一読したところで、1巻から読み直すかな?と思っていたところだったので、これを読むことで、4巻の全体像がつながってきた。 ...
「性の歴史4 肉の告白」と時を同じくして出版された仲正さんの入門講義。 他の入門講義と同様、テキストに即して、丁寧に読んでいくところがいい。 「肉の告白」を一読したところで、1巻から読み直すかな?と思っていたところだったので、これを読むことで、4巻の全体像がつながってきた。 1976年の第1巻以降、8年間、フーコーの本は出版されなくて、84年にいきなり2〜3巻がでて、その落差に当時の人々は驚いたわけだが、その後「思考集成」や「講義録」が出版され、この8年間は、フーコーの思考が何度も転回した極めてエキサイティングな時期であったことがわかっている。 それらの思考が、この4巻にどう具体的にリンクしているのかは、わかるようで、分からなかったのだが、講義のなかで、本のある部分が、どの講義やエッセイと内容的に近いのかを整理してくれているのが、個人的には、とてもありがたかった。 それにしても、第1巻の「生政治」の議論は、改めてすごいな〜と思って、当初のプランで、一度、完結してほしかったなと無い物ねだりしたくなる。 第2〜3巻の淡々とした記述は、あとに第4巻があるはずだっとわかっていても、なんだか肩透かしな感じが残っていたが、こうして丁寧に読み込んでいくと、読めていなかったところがたくさんあって、4巻全体のつながりがしっくりしてきて、これはこれで、やっぱすごい本なんだな〜と思った。
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