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火喰鳥を、喰う
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | KADOKAWA |
発売年月日 | 2020/12/11 |
JAN | 9784041108543 |
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火喰鳥を、喰う
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商品レビュー
3.1
64件のお客様レビュー
墓の名前から大伯父の名前が消された 時を同じくして、南洋の方で戦死した大伯父の手帳が見つかり里帰りすることになる どうもおかしい 家の者や戦友、マスコミまで得体の知れないものに巻き込まれていく 侵食されていく恐怖と、なぜそうなるのかミステリといばそうかな ホラー要素の方が強い気が...
墓の名前から大伯父の名前が消された 時を同じくして、南洋の方で戦死した大伯父の手帳が見つかり里帰りすることになる どうもおかしい 家の者や戦友、マスコミまで得体の知れないものに巻き込まれていく 侵食されていく恐怖と、なぜそうなるのかミステリといばそうかな ホラー要素の方が強い気がした そして最後まで読んだら、絶対読み返すのではないだろうか・・ ある意味納得出来ない自分がいます
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
東南アジアの異国で見つかった戦死者の日記から、墓石の名前が何者かによって削り取られたり、日記に関連する人物の不審死が相次いだり。 横溝正史ミステリ大賞受賞作ということで期待して読んだが、私にはちょっと難しい展開だった。 なんとなく「ひかりごけ」に近いような「火喰鳥を、喰う」という内容が、食人の暗喩になっているのかなぁ、とか主人公の祖父は戦争で食べられちゃってる?とか先をいろいろと予想しながら読んだけど、全然違った。 話の後半はなんかSFチックな、因果調律が働いて変更された過去に現在の存在が脅かされる的な話になってきてよくわからなくなった。 結局火喰い鳥とはなんだったのか?字面がいいから選んだだけでは?と感じた。 タイトルが面白そうだったのに、残念。
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太平洋戦争末期に戦死した大伯父・久喜貞市の手記が手元に戻り、そこから始まった数々の異変。祖父の失踪、手記に書き加えられた不可解な文章、そして徐々に強くなる違和感。なんとも言えず不気味で、しかし引き込まれる読み心地のホラーです。 「死んだはずの久喜貞市が生きている」という、あり得た...
太平洋戦争末期に戦死した大伯父・久喜貞市の手記が手元に戻り、そこから始まった数々の異変。祖父の失踪、手記に書き加えられた不可解な文章、そして徐々に強くなる違和感。なんとも言えず不気味で、しかし引き込まれる読み心地のホラーです。 「死んだはずの久喜貞市が生きている」という、あり得たかもしれない世界が徐々に現実を侵蝕してくる、というのがメインの恐怖なのですが。しかしそのことによって自分の存在が危うくなっていく恐怖はあるものの、久喜貞市側の「生きたい」気持ちも切実なものがあるので、明らかな恐怖の対象とは思えません。だからこそその恐怖の対象を転嫁した存在が「火喰鳥」なのかな、と思うのですが。これが何ともいえず不気味で怖いのよ……装丁もインパクトあるしなあ。 ただし、貞市が生きたいというのはわかるにせよ、彼の存在がなぜこれほどまでに主人公の存在にまで関与してくるのだろう、というのが少し疑問だったのですが。それは最後まで読むとわかった気が。そこでさらにぞっとさせられます。そうかあの人の……!
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