- 中古
- 店舗受取可
- 書籍
- 文庫
- 1225-03-08
文学少女対数学少女 ハヤカワ文庫
定価 ¥1,210
550円 定価より660円(54%)おトク
獲得ポイント5P
在庫あり
発送時期 1~5日以内に発送
店舗受取サービス対応商品【送料無料】
店舗到着予定:10/27(火)~11/1(日)
店舗受取サービス対応商品
店舗受取なら1点でも送料無料!
店舗到着予定
10/27(火)~11/1(日)
商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 早川書房 |
| 発売年月日 | 2020/12/03 |
| JAN | 9784151843518 |

店舗受取サービス
対応商品
店舗受取なら1点でも送料無料!
さらにお買い物で使えるポイントがたまる
店舗到着予定
10/27(火)~11/1(日)
- 書籍
- 文庫
文学少女対数学少女
商品が入荷した店舗:0店
店頭で購入可能な商品の入荷情報となります
ご来店の際には売り切れの場合もございます
オンラインストア上の価格と店頭価格は異なります
お電話やお問い合わせフォームでの在庫確認、お客様宅への発送やお取り置き・お取り寄せは行っておりません
値下げ前価格について
本価格は現中古販売価格の「値下げ前価格」となります。
直近約1か月間、値下げ前価格での販売実績があるものだけ表示しております。
文学少女対数学少女
¥550
在庫あり
商品レビュー
3.6
46件のお客様レビュー
この作品は、文学と数学の交差点で繰り広げられる青春ミステリーです。主人公の文学少女・陸秋槎と数学少女・韓采蘆が、推理小説を通じて出会い、互いに影響を与え合う様子が描かれています。四つの短編からなる連作集では、日常の謎を解き明かす中で、数学的なテーマや「犯人当て」の要素が巧みに組み込まれています。特に、作中作の推理やキャラクターの魅力が多くの読者を引きつける要素となっており、ミステリーや百合要素に興味がある方には新たな楽しみを提供します。難解な数学の話題もあるものの、気軽に楽しめる内容で、特に推理小説ファンにはお勧めの一冊です。
※この内容はAIが作成したものであり、ブックオフ公式オンラインストアの見解や意図を示すものではありません。
ミステリ音痴のわたしが表紙買いして寝かせていた一冊。たぶん昨年のハヤカワ文庫フェアで見かけた時に買って、家の棚にありました。 かわいくてかしこい少女がキャッキャウフフと謎を解くのかと思いきや、ミステリ界に波紋を生じせしめた「後期クイーン問題」にがっつりと取り組んだマッシヴな作品集...
ミステリ音痴のわたしが表紙買いして寝かせていた一冊。たぶん昨年のハヤカワ文庫フェアで見かけた時に買って、家の棚にありました。 かわいくてかしこい少女がキャッキャウフフと謎を解くのかと思いきや、ミステリ界に波紋を生じせしめた「後期クイーン問題」にがっつりと取り組んだマッシヴな作品集。ひょっとするとミステリに詳しい方が読んだら唸る内容なのかもしれない。特に葉新章先生の《解説ー複雑ではない殺人芸術》の文章はかなりの読み応え。ぶっちゃけエラリー・クイーンを一冊も読んでいないわたしには何が何だかというハナシであったが、それはさておき本作の意義めいた事はなんとなくわかったような気がする。 日常の謎4話収録。 わたしの理解では、「作中で探偵が導き出した答えは犯人ないし上位存在の思惑の中で踊らされているに過ぎないのではないのか」(他に犯人である可能性がある人物は本当にいないのか/他に犯人がいる証拠を示すものは本当にないのか)ということに取り組んでおり、それはわたしが好きな作品である井上真偽先生の『その可能性はすでに考えた』シリーズに通じるものがあってすんごく面白かった。 いわゆるメタミステリ的なネタをポコポコ放り込んで、それを二人の少女による推理を通して現代ミステリの今地点における回答のひとつを示したものであろう。ここで面白いのは‘解決’を見せるのではなくてあくまで‘推理’、すなわち過程を楽しむところが主である点。そういう意味では各話の結末が物足りなく思う部分がないでもない。4話目《グランディ級数》なんかはまさにそう。 その過程を彩るのがメインの登場人物達、文学少女〈陸秋槎〉と数学少女〈韓采蘆〉のふたりである。そう、お気づきかもしれないが陸秋槎は本作者と同名であり、作中作が出てくるところからこの作品も文学少女がノートに書き溜めたメモの世界の入れ子的な存在、と言えるのではなかろうか。違うかな。でもそういう可能性もありそうじゃないですか。 この2人の微妙な関係性というかシスターフッド的な空気がこそばゆい。手を繋いで歩いたりね。韓采蘆も登場当初は浮世離れした不思議ちゃんという感じだったのがどんどん俗世に馴染んでくる様子がいじらしくて良い。 一方で、その他の登場人物がたくさん出てきて投げ込み式の登場人物一覧表もとてもありがたかったので他の作品でも取り入れて欲しいけど、ぶっちゃけ大半のキャラクターがほぼ空気オブ空気だったのがなんかな、という気がする。唯一印象に残ったのは3話目《不動点定理》の〈黄夏籠〉くらいかも。そもそもこの話が面白い。 「数学も推理小説も夜が似合う学問、夜更けに語りあうべきなんだ」(p55)って心に残る韓采蘆の言葉。 「大して推理小説は読んでないけど、たしかに名探偵たちは皆殺し寸前になって動きだしてたような気がするな」(p123、124)も韓采蘆の言葉。わかる。 ブク友のautumn522akiさんによる『喪服の似合う少女』(9784150020064)のレビューにある通り、本来人物造形も得意な先生だと思うので、短編だと少し物足りない…というか本作では8割方の人物が記号・風景にしかなっていないのがもったいない。韓采蘆の人となりももっと深く掘っていったら色々面白くなりそうな気がするんだけどなあ。 5刷 2026.7.2
Posted by 
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
数学と推理小説は似ているか、の証明。 推理小説を書く陸秋槎は、ルームメイトの陳姝琳に言われて天才数学少女の韓采蘆と知り合い、自作の犯人当てを読んでもらうことになる。数学の用語を散りばめて話す采蘆に戸惑っていた秋槎だが、次第にこの風変わりな少女の面倒を見るのは自分だと思い始める。 解説に書かれているが、後期クイーン問題に取り組んだ作品。それがどんな問題か知らなくても、要は手がかりが犯人の罠なのか信用してよいのかどうやって作中の探偵は判断するのか。作中に示されていない情報がある場合、それを使うのはアンフェアか。四つの短編では数学の証明と比較しながら推理について秋槎と采蘆が語り合う。推理小説を疑っていく推理小説というのが新鮮な感じで面白かった。 「フェルマー最後の事件」フェルマーの最終定理のあのメモを殺人事件に仕立てるまさかの展開。フェルマーってそんなに昔の人だったのか、というか数学ってそれでもいいのか、という驚き。 「グランディ級数」大学進学を目前にした秋槎。先輩に頼まれて書いた犯人当てを持っていく際に、久しぶりの采蘆との再会も計画。ところが会場の喫茶店で殺人事件が起きてしまう。遅れて合流した姝琳が言ったことは——。ここに来てとても百合。それにしても可能性が複数ある推理というのは他の作品でも見たことあるけど、まさかそうくるとはという幕引き。でも現実はそんなものかとも。
Posted by 
文学少女が自作した推理小説に穴がないかを、数学の天才少女に読んでもらって、数学的観点から指摘してもらうお話。 数学は高1で諦めた自分にとっては、秋槎と同様、韓采蘆の言ってることはちんぷんかんぷんでしたが、推理小説と数学の考え方がこんなに近しいものなんて目から鱗でした。 作中作の犯...
文学少女が自作した推理小説に穴がないかを、数学の天才少女に読んでもらって、数学的観点から指摘してもらうお話。 数学は高1で諦めた自分にとっては、秋槎と同様、韓采蘆の言ってることはちんぷんかんぷんでしたが、推理小説と数学の考え方がこんなに近しいものなんて目から鱗でした。 作中作の犯人当てだけでなく、作品を読んで議論している彼女たちの同時進行で事件が起こるのも良いです。 4連作ですが、どのお話も好き。 ほんタメでおすすめされて、尚且つ、たまたまフェルマーの最終定理の解説動画も見ていたので、より2番目の「フェルマー最後の事件」が分かりやすかったです。フェルマーの最終定理も読もう。 続編があれば是非読みたいです。
Posted by 