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文学少女対数学少女 の商品レビュー

3.5

44件のお客様レビュー

  1. 5つ

    4

  2. 4つ

    15

  3. 3つ

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2026/04/10

文学少女が自作した推理小説に穴がないかを、数学の天才少女に読んでもらって、数学的観点から指摘してもらうお話。 数学は高1で諦めた自分にとっては、秋槎と同様、韓采蘆の言ってることはちんぷんかんぷんでしたが、推理小説と数学の考え方がこんなに近しいものなんて目から鱗でした。 作中作の犯...

文学少女が自作した推理小説に穴がないかを、数学の天才少女に読んでもらって、数学的観点から指摘してもらうお話。 数学は高1で諦めた自分にとっては、秋槎と同様、韓采蘆の言ってることはちんぷんかんぷんでしたが、推理小説と数学の考え方がこんなに近しいものなんて目から鱗でした。 作中作の犯人当てだけでなく、作品を読んで議論している彼女たちの同時進行で事件が起こるのも良いです。 4連作ですが、どのお話も好き。 ほんタメでおすすめされて、尚且つ、たまたまフェルマーの最終定理の解説動画も見ていたので、より2番目の「フェルマー最後の事件」が分かりやすかったです。フェルマーの最終定理も読もう。 続編があれば是非読みたいです。

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2026/02/17

 自身で推理小説を執筆する"文学少女"陸秋槎が孤高の天才"数学少女"韓采盧と出会い様々な謎と遭遇する全4編の連作短編集で、ミステリーを数学側からアプローチする構成や作中の謎と作中作の謎という二つの要素から紡がれる青春ミステリーが面白かった。

Posted byブクログ

2025/09/03
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

作中作での犯人当てをテーマにした本。 作中作での話のはずが現実でも事件が起こったりする。中国の小説で新鮮でした。面白かったです 数学の話も普通に面白かった

Posted byブクログ

2025/06/29

2025.6.29読了 各所でおすすめされてたので読んだんだが、うーん……あまり俺の好みではなかった……。タイトルを見て『天才的な推理力を持つ少女が、自分の著作をもって天才数学少女に挑む』的な話かと思い込んでしまったのもよくなかったな。俺が悪い。 数学の話が出るのは面白かったけど...

2025.6.29読了 各所でおすすめされてたので読んだんだが、うーん……あまり俺の好みではなかった……。タイトルを見て『天才的な推理力を持つ少女が、自分の著作をもって天才数学少女に挑む』的な話かと思い込んでしまったのもよくなかったな。俺が悪い。 数学の話が出るのは面白かったけど、結局犯人が分からずじまいだったり、トリックが分からなかったりでモヤる。それも推理小説のひとつの形で、自由なんだよっていう主張は理解できるけど、俺の好みではないんだなあ……。 解説に『後期クイーン的問題』?に対する著者の考え方を示した作品だと書かれていたけど、俺は別に作者対読者をやっているわけではなく、超頭脳を持った人たちがすっきり鮮やかに事件を解決する姿が見たいので、そもそもその対決を求めて推理小説を読んでいるわけではないのだ。楽しく現実逃避するために読んでるので、推理小説に現実性を求める声があるんだなあ〜へえ〜という気付きになりました。好みの推理小説を探し出すのって難しいんだなあ

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2025/06/29

様々な要素がてんこ盛りな作品。純粋にフーダニットとして楽しめるし、多感な少女三人の関係を描いた百合小説とも読める。そして、何よりも興味深いのが批評性だ。数学の公理や定理から、袋小路に行き詰まる推理小説形式へ一撃を喰らわす。それはミステリの限界を示すものか、新たな地平を開くものか。

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2025/05/10

タイトルに釣られ、評判が良さげだったので購入 「元年春之祭」は積んだままだった 陸秋槎、初体験 著作のすべてが好みのタイトルだわ 親切にも別紙で登場人物リストつき 多量の中国名を連打されると困る自分にはありがたい限りだが、連作短編集だからさすがに不要 内容は期待のやや下かな...

タイトルに釣られ、評判が良さげだったので購入 「元年春之祭」は積んだままだった 陸秋槎、初体験 著作のすべてが好みのタイトルだわ 親切にも別紙で登場人物リストつき 多量の中国名を連打されると困る自分にはありがたい限りだが、連作短編集だからさすがに不要 内容は期待のやや下かな 開幕でイチャコラしてたシーンが最も文学少女対数学少女だったような 麻耶雄嵩を軽くディスってるのか?という箇所には驚いたが、読後になるほど納得 最終章の終わり方、あとがきとW解説のミステリ論が良かった この著者の作風は百合なのか 悪くないだろう()

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2025/12/30

2025年2月読了。  ミステリー×数学×百合小説。文学少女の陸秋槎と数学少女の韓采蘆が推理合戦を繰り広げるテーマが面白い。秋槎が作ったいかにも本格推理らしい犯人当て問題を、采蘆が数学のアプローチを用いながら解き明かす過程がユニークだ。各編で登場する数学用語は難解で理解するのは...

2025年2月読了。  ミステリー×数学×百合小説。文学少女の陸秋槎と数学少女の韓采蘆が推理合戦を繰り広げるテーマが面白い。秋槎が作ったいかにも本格推理らしい犯人当て問題を、采蘆が数学のアプローチを用いながら解き明かす過程がユニークだ。各編で登場する数学用語は難解で理解するのは難しいが、事件とのアナロジーが効いているのは分かる。特にフェルマーの最終定理になぞらえた「フェルマー最後の事件」は秀逸だった。

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2024/12/31

ただのミステリーとして読むのが一番面白い気がする。数学とミステリーの対比も悪くない(数学は苦手だけど)。けどミステリー論考になってくると頭が痛くなるのは私だけだろうか?

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2024/08/18

ほんタメのたくみさんがおすすめしていたので。 やたら主人公が中国っぽい名前だなと思っていたら、作者が中国の方だったようで、どうやら翻訳されたものらしい。 イギリスやアメリカの推理小説は読んだことがあったけれど、中国は初めてだ。世界中の本が読めて幸せだね。ちなみに翻訳ものって読み...

ほんタメのたくみさんがおすすめしていたので。 やたら主人公が中国っぽい名前だなと思っていたら、作者が中国の方だったようで、どうやら翻訳されたものらしい。 イギリスやアメリカの推理小説は読んだことがあったけれど、中国は初めてだ。世界中の本が読めて幸せだね。ちなみに翻訳ものって読みにくいのもあるけど、これは読みやすい文体だった。 連作短編集の形をとっていて、文学少女の私と数学小説の女の子、主人公のルームメイトが共通する登場人物。 フェルマーの最終定理の章が1番好きだった。途中の式が正しいか証明できなくても、結論が正しいと証明できるというのは面白かった。 推理小説のトリックがすごくて面白い!というのではなかったのだけれど、数学と絡めた推理方法や解説が今までになくてよかった。 途中、日本の小説を取り寄せるくだりがあって、吉屋信子の名前が出てきてびっくり。最近よく見るから縁があるのか読んだ方がいい気がしてきた。 でも確かに、吉屋信子って少女小説を書いていたからか本作もそれっぽい感じもするかも(?) あと中国の地理が分からなくて、いつも日本とか異世界ものばっかり読むから新鮮で面白い〜となった。

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2024/02/15

作家を目指している少女と天才数学少女が推理小説を通じて関係を深めていくお話です。作中作が何個か登場し、文学少女はミステリ的な観点から、数学少女は数学らしく型に当てはめて推理をしていく様子はこれまで推理小説を読んでいく上で気にしたことがなかった視点を与えてくれました。犯人当てゲーム...

作家を目指している少女と天才数学少女が推理小説を通じて関係を深めていくお話です。作中作が何個か登場し、文学少女はミステリ的な観点から、数学少女は数学らしく型に当てはめて推理をしていく様子はこれまで推理小説を読んでいく上で気にしたことがなかった視点を与えてくれました。犯人当てゲームという非日常と主人公たちの世界という日常の切り替えといった点も驚くほど上手くてお気に入りの一冊になりました。 この作家さんの作品は初めて読んだのですが、3作目だそうで、本作の主人公が以前にも登場しているのでそちらも読もうと思っています。ただ、ここから読んでも特に問題は無かったです。

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