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電柱鳥類学 スズメはどこに止まってる? 岩波科学ライブラリー298
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 岩波書店 |
発売年月日 | 2020/11/27 |
JAN | 9784000296984 |
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電柱鳥類学
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商品レビュー
4.1
18件のお客様レビュー
第一章の電柱と電線の基礎知識が面白かった 普段見るけど、知らない電柱の線や、柱の種類、仕組みが分かり、面白い その他の知識も為になる ・ハシブトガラスとハシボソガラスの鳴き方、生活圏の違い ・電線に留まる鳥にも種類があること 鳥は甘やかしてはいけない たとえ話は、時にはしな...
第一章の電柱と電線の基礎知識が面白かった 普段見るけど、知らない電柱の線や、柱の種類、仕組みが分かり、面白い その他の知識も為になる ・ハシブトガラスとハシボソガラスの鳴き方、生活圏の違い ・電線に留まる鳥にも種類があること 鳥は甘やかしてはいけない たとえ話は、時にはしないで説明した方がいいという考えも勉強になりました
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図書館で借りた。 電柱にとまっている鳥に関する学問…という分野は実際には存在しないが、とにかく電柱に止まる鳥の本だ。 まずは第1章が電柱について詳しく述べられているので、電柱に詳しくなる。(…そっちかい!)そこから「なぜ鳥は電柱に止まるのだろう?」「どんな鳥が電柱に止まるのだろう...
図書館で借りた。 電柱にとまっている鳥に関する学問…という分野は実際には存在しないが、とにかく電柱に止まる鳥の本だ。 まずは第1章が電柱について詳しく述べられているので、電柱に詳しくなる。(…そっちかい!)そこから「なぜ鳥は電柱に止まるのだろう?」「どんな鳥が電柱に止まるのだろうか?」などなどを深堀りしていく。 カラスの暇つぶしは面白かった。また、電力会社 vs. 鳥たち の図式も読んでいて楽しい。 通勤の合間に読む本としては非常に楽しかったです。
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♪ぼ~くは三丁目の電柱です~♪ 雨の日、風の日、街角に立ち、通りを見てます、眺めています~♪ 夕焼け、お~そらは、いわし雲~♪ 電柱と言えばこの東電のCMソングが浮かぶ世代です。 それはさておき、春から初夏にかけては鳥たちの子育てシーズン。ツバメは民家の軒下で、スズメは電...
♪ぼ~くは三丁目の電柱です~♪ 雨の日、風の日、街角に立ち、通りを見てます、眺めています~♪ 夕焼け、お~そらは、いわし雲~♪ 電柱と言えばこの東電のCMソングが浮かぶ世代です。 それはさておき、春から初夏にかけては鳥たちの子育てシーズン。ツバメは民家の軒下で、スズメは電柱の腕金や変圧器の中で営巣してヒナを育てる。ムクドリが民家の戸袋で子育てしているのに出くわしたこともあるし、シジュウカラが玄関ポストで子育てする様子を追ったテレビ番組もあった。都市で暮らす鳥たちは人間が作った構造物をちゃっかり利用する。 電柱に巣をつくる代表格はザ・普通の鳥、スズメだ。(これ、著者が以前に書いたスズメの本で言っていたこと) スズメはその小さい体を最大限に活かし、他の鳥では入り込めない電柱の変圧器(ポリバケツみたいなあれ)の中や、それを支える腕金(電柱の横棒)の中に巣をつくる。 カラスも電柱に巣をつくるらしいが、うちの近所じゃ見かけない。カラスは上から巣を見られるのを嫌うらしいから電柱より高い木があれば、そっちにつくる。自分もよくカラスの巣を見つけるけど、だいたい10メートルくらいある木の上だ。 先日、ハシブトガラスが変圧器の下から容器を突っついていた。外からは見えないけれどスズメの巣があるのだろう。ちょっと離れた電線の上で親スズメがジュジュジュジュッと、警戒音を出して、ヒナにジッとしているようにと鳴いていた。 翌日同じ場所を見上げてみたら、虫をくわえた親スズメが変圧器の下でうろちょろしていて、それを10メートルくらい離れた電線の上からハシブトガラスが見てた。スズメからしたら、巣があることを知られたくないという本能から変圧器の中に入らなかったのだろうけれど、残念ながらカラスは頭がいいのでもう場所は覚えてしまって、巣立つ瞬間に仕留めてやろうと狙っていたに違いない。自然は厳しいから、スズメはカラスがいないときに巣立つしかない。 講演などで、著者は電線にとまる鳥は感電しないの?との質問をよく受けるらしいが、ほぼ心配ご無用とのこと。そもそも剥き出しの電線はなく電気を通さない素材で覆われているし、仮に剥き出しでも感電しないらしい。電流は抵抗が少ない方向へより流れやすいため、わざわざ抵抗が大きい鳥の体に向かっては流れないからだ。人間も片手でぶら下がってるぶんには感電しないらしい。(もう片方の手で何かをさわると電気が通ってしまうから感電する) 変圧器や腕金の中で巣は暑くないの?という質問もよくあるとのこと。これは自分も疑問に感じていた。著者の実験によると、中は確かに外気よりは熱いが、3℃くらいしか上がらないらしい。巣を使うのは子育てシーズンは夏前の5月から6月だけで、真夏に金属の中で過ごすわけではないから、蒸し風呂のようなことにはならないようだ。逆に夜は冷えるから、金属でヒナの体が冷えてしまう心配のほうがあるという。 なるほどね。 著者はスズメの本をよく書いている方だから、スズメ愛に溢れた本かと思って読んだのだけれど、どうも電柱愛にも溢れている方のようだ。予想外に電柱に関する記述が多かった。電柱を見る目が変わった。 結構その部分も面白かったので、電線好きタレントで有名な石山蓮華さんのインスタをチェックしてみた。見事なまでに電線の写真しかなかった。電線好きであって、電柱好きではないようだ。自分は鉄塔は好きだが、電柱や電線にはそんなに興味はない。鉄道好きな人も、いろんなところに‘’鉄分‘’を感じるから、電柱好きや電線好きにも、いろんなタイプがいるのかもしれない。
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