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サド侯爵夫人 わが友ヒットラー 新版 新潮文庫
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 新潮社 |
| 発売年月日 | 2020/10/28 |
| JAN | 9784101050508 |
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サド侯爵夫人 わが友ヒットラー 新版
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商品レビュー
3.9
11件のお客様レビュー
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※このレビューにはネタバレを含みます
「わが友ヒットラー」 女性のみの戯曲『サド侯爵夫人』と対をなす作品として、三島自身が“一対の作品”と明言。 そのことは文庫解説以前に、劇団プログラムに寄せた三島自身の文章、そしてこの文庫の「自作解題」で確認できます。 時代設定は1934年6月。 第一幕・第二幕は「長いナイフの夜」と呼ばれるレーム事件の数日前、 第三幕はその粛清が実行された夜半である。 舞台は終始ベルリン首相官邸のみ。 登場人物は、ヒットラー、エルンスト・レーム、グレゴール・シュトラッサー、資本家グスタフ・クルップ。 ナチ政権内部の権力関係と、その破綻の瞬間に絞り込まれている。 この戯曲の中心にあるのは、 ナチ党による突撃隊(SA)粛清―とりわけ、ヒットラーの“友”であったレームの処刑となります。 初期から行動を共にし、最後までヒットラーを信じ続けたレームは、その信頼ゆえに切り捨てられたのか、処刑される。 三島が描くヒットラーは、「国家」を成立させるという目標の前に 友情までも処理していく。 思想よりも行為、感情よりも決断。 また本作は、 『サド侯爵夫人』が女性だけの世界での不合理な感情を読み、こちらでは、男性のみの世界で、権力・友情・裏切りを不条理な決断を読む。 「サド公爵夫人」 昭和40年度(1965年)芸術祭賞・演劇部門受賞 初演以後、日本国内で再演を重ね、さらにフランス、ドイツをはじめとするヨーロッパ各地でも上演されてきた。 三島由紀夫の戯曲の中でも、国際的評価が最も高い作品の一つとのこと。 本作は、澁澤龍彦『サド侯爵の生涯』に着想を得ながら、サド侯爵その人ではなく、その妻・ルネ=ペラジー・ド・サド夫人に焦点を当てた戯曲となります。 舞台にサド侯爵本人は登場しません。 母、妹、家政婦、二人の正反対の夫人など、六人の女性たちの会話のみによって物語は進み、 彼女たちの言葉と関係性の中から、 不在の存在としてのサド侯爵の思想と人格が、徐々に浮かび上がらせていき、同時に 女性達がサド公爵の行動をどう感じているかを 対立させながらも 解放へと協力していく。 先日、宮本亜門演出『サド侯爵夫人』を観劇した。 舞台作品はあまり経験がないため、とても刺激的な体験だった。 本作は、六人の女性による会話劇である原作を、全出演者男性による女装させるという大胆な演出で上演している。 男性劇へ転換するのではなく、あくまで「女性として演じさせる」という点で、三島自身も行っていない試みでありますが、10年ほど前 この演出方法は試されているようです。 原作と逐一照らし合わせたわけではないが、台詞はほぼ戯曲そのままだったようですが、おそらく時間に合わせて削られていたように思います。 東出昌大、成宮寛貴、三浦涼介の三氏は特に長台詞が多く、発声や所作も女性性に寄せており、その努力が伝わってきます。 この戯曲の核心は、サド侯爵夫人が、投獄と逃亡を繰り返す夫を長年追い求めながらも、 いよいよ侯爵が帰還する段になって、あえて会わず修道院へ入る理由は何か、というところにあります。 一般には「かえる化現象」と説明されることもありますが、戯曲である以上、俳優や演出家の解釈によって結論は揺れ動くものに思います。 私はこのラストを最も楽しみにしていました。 しかし結果として、その意味がかえってわからなくなっています。 成宮寛貴演じるサド侯爵夫人は、着ていたドレスを破り捨て、オールバックのヌード姿となり、そのまま舞台から去る、という演出でした。 これは何を意味するのだろう? 生まれた時に戻る、という象徴なの? パンフレット買えば何か解説されていたのかもしれないのですが、お高かったので買ってないんです。 私自身は、原作を読んだ際、 サド侯爵夫人は自身の愛を尽くし、そこで自身の役割を終わりとしたのだと受けとりました。 いずれにしても 戯曲として書かれているので 演じる方の読み取り方で 変化していくのかと思いました。 おしまい。
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2026年1月 「サド侯爵夫人」のみ読了。 紀伊國屋サザンシアターホールでかかっているので読んだが、本を読む限りでは、特に良さはなく。これを今かける意味って何かな。
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12月に我が友ヒットラーを、1月にサド侯爵夫人を観に行く前に戯曲を読もうと思い購入。 なので収録順とは逆順に読んだ。
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