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ランチ酒 祥伝社文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 祥伝社 |
発売年月日 | 2020/10/15 |
JAN | 9784396346744 |
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商品レビュー
3.7
222件のお客様レビュー
おいしい食べ物ってなんて素敵なんだろう。なんて、人の気持ちを和ませるのだろう。 著者の料理の描写は味が口の中に再現出来るようでとても嬉しい。そう、とてもいいどころか嬉しくなるくらい。 それと対になる見守りの仕事と主人公の境遇。 でも見守り屋は本人はやりがいを感じていそうで楽しそ...
おいしい食べ物ってなんて素敵なんだろう。なんて、人の気持ちを和ませるのだろう。 著者の料理の描写は味が口の中に再現出来るようでとても嬉しい。そう、とてもいいどころか嬉しくなるくらい。 それと対になる見守りの仕事と主人公の境遇。 でも見守り屋は本人はやりがいを感じていそうで楽しそう。客の側も満足げで暗い感じは深くない。 本人の環境はやっぱりどこか寂しそうで暗い影もある。ただ、最後にはどこか前向きになれたようでいい終わり方。あんなにも気にかけてくれる友人がいるのは幸せだな。 あー、どれも美味しそうだった。 1本が短いのも軽く読めて良かったな。
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友人から借りた本。 ランチといえば、仕事の合間や友人とのおしゃべりなんかがイメージに浮かぶが、この作品では夜勤明けの1日の締めとしてランチが位置付けられている。 かといって、単なるお疲れ様グルメ本ではなく、主人公の背景にある不安を払拭するため食べる、という場面が多い。 しんどい時...
友人から借りた本。 ランチといえば、仕事の合間や友人とのおしゃべりなんかがイメージに浮かぶが、この作品では夜勤明けの1日の締めとしてランチが位置付けられている。 かといって、単なるお疲れ様グルメ本ではなく、主人公の背景にある不安を払拭するため食べる、という場面が多い。 しんどい時はしんどいし、前を向けない時もある。 でも、食事をすることは生きること。 かつ、希望を見出すこと。 そーゆーことを基盤にされているから、ランチという時間帯が相乗して明るい方へ向いていける気がする作品。 実在するお店、どれか行ってみたいというグルメ要素があるのもオマケで嬉しい。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
なんとなく寂しさや孤独を感じる見守り屋の祥子。 まず、見守りやという仕事があることに驚いたが、なるほど、深夜の見守りが必要な人は世の中にたくさんいるんだろうなぁ。 ランチの様子も良かったが、何よりも寂寥感を漂わせる祥子自身の境遇や性格に興味を持った。 最後の方で元夫が再婚すると言う話からますます寂しい雰囲気になった。 それはそうだ。祥子の切ないような複雑な気持ちは痛いほどわかる。 元夫は今も昔も無神経すぎる。 最後の方、娘の明里はどうして不機嫌だったんだろう。最後まで読めばわかるかと思っていたが、その辺は意味不明なまま終わった。 たんたんと話は進んでいくが、私はこういうの嫌いじゃない。 続編も読むぞ★
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