商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 祥伝社 |
| 発売年月日 | 2020/10/15 |
| JAN | 9784396346744 |
- 書籍
- 文庫
ランチ酒
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ランチ酒
¥759
在庫なし
商品レビュー
3.8
330件のお客様レビュー
心がきゅっとなるような切なさが漂いつつも、背中を押してくれるような不思議な作品だった(おそらく行ったことあるお店も出てきてちょっとうれしかった!)。
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職業「見守り屋」 見守るって、案外難しい。 見守り屋として働く主人公のもがく心の声に共感する。 見守り屋って、本当にある職業なのかな。 現代、色々と孤独だったり、周囲には知られたくないこともあったり。だから必要とされるお仕事なんじゃないかな、と思った。 タイトルが、「見守り屋」で...
職業「見守り屋」 見守るって、案外難しい。 見守り屋として働く主人公のもがく心の声に共感する。 見守り屋って、本当にある職業なのかな。 現代、色々と孤独だったり、周囲には知られたくないこともあったり。だから必要とされるお仕事なんじゃないかな、と思った。 タイトルが、「見守り屋」でなく、「ランチ酒」というのがいい。人生色々あるけど、自分なりの至福のひと時を持てると、気持ちを切り替えられたり、前を向ける。
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タイトルからは、お酒に逃げる主人公を想像していたけれど、実際はそうではなかった。 向き合っても今すぐどうにもできない問題はある。 それでも考え続ける頭と心を少し休ませるために、美味しいものを食べ、お酒を飲む。 その時間があるからこそ、また前を向ける。 自分で自分を立て直す術を持...
タイトルからは、お酒に逃げる主人公を想像していたけれど、実際はそうではなかった。 向き合っても今すぐどうにもできない問題はある。 それでも考え続ける頭と心を少し休ませるために、美味しいものを食べ、お酒を飲む。 その時間があるからこそ、また前を向ける。 自分で自分を立て直す術を持っている人なんだと思った。 「見守り屋」という特殊な仕事で依頼人と向き合う姿にも、その誠実さが表れている。 知らない者同士でも助け合える。 たとえその場限りだとしても、その優しさは決して無意味なんかじゃない。仕事ぶりを見て、そう感じた。 主人公をはじめ、登場人物たちはみんな頑張っているというより、必死にもがいている。 その泥臭さが人間らしく、だからこそ依頼人に寄り添う姿にも説得力があった。 美味しい食事とお酒から少しだけ力をもらい、不器用でも懸命に人や現実と向き合い続ける主人公に、私も現実と向き合う力を少し分けてもらったように感じる一冊だった。
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