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ふたご 文春文庫

藤崎彩織(著者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 文藝春秋
発売年月日 2020/09/02
JAN 9784167915582

ふたご

¥220

商品レビュー

3.7

17件のお客様レビュー

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2024/04/26
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※このレビューにはネタバレを含みます

初めの2章で心を掴まれ、かつて私が受けたいじめや重い足を引きずって登校した過去が思い出され、読むのに2週間以上かかってしまいました。 「頑張りたいのに頑張れない」そのことを最近友人から聞き、お互いに共有し合っていたのですごく私にとってタイムリーな話題でした。パニック障害や鬱のことは私にはわかりません。当事者ではないので分かるつもりになることも許されないと思います。当事者になったとしてもその人の苦しみを分かったフリをすることは許されないでしょう。 でもその生きづらさを共有する心強さや反対に理解されないもどかしさは少し自分と共通するものがありました。 最初は失恋を思い出して過去をゆっくり丁寧に思い出す小説だと思っていました。 でもそうではありませんでした。 恋愛小説と簡単にカテゴリ化してはいけないような気もします。 月島は分類したがる人を否定して、常識ひとつひとつを突き放している。それなのに結局は常識に苦しめられている。さおりさんがこういう話をかける人だからHabitが生まれたのかもしれないなぁとふと思いました。 ☆次に読んてほしい本 アントキノイノチ/さだまさし ふたつのしるし/宮下奈都

Posted by ブクログ

2024/04/04

切なくて重たい、産みの苦しみが続く感じ。ミュージシャンとして成功する人が一握りなら、きっとこれはノンフィクションに近いんだろうなと。セカオワの誕生でメンバーが語る話とリンクしている部分も多々あり、セカオワの物語かと想像しながら読みました。

Posted by ブクログ

2024/03/30

どうもセカイノオワリみたいな人たちだなぁ、と思っていたら本当に本人だった。いろんなエピソード、どこまで本物に近いのだろうなぁ。 文章は読みやすく、スラスラと読めました。

Posted by ブクログ

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