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ゴッホの手紙 新潮文庫
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 新潮社 |
| 発売年月日 | 2020/08/28 |
| JAN | 9784101007137 |

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商品レビュー
4
14件のお客様レビュー
ある日小林はゴッホの画の前で愕然とし、動けなくなった。その感動は小林の心を掴んで離さず、その画の実在を信ずるためには書くことがどうしても必要なように思えてならなかったという。 この本はゴッホの手紙と弟の妻がまとめた書簡からの引用がほとんど。 読者にもゴッホの心の叫びを直に感じ...
ある日小林はゴッホの画の前で愕然とし、動けなくなった。その感動は小林の心を掴んで離さず、その画の実在を信ずるためには書くことがどうしても必要なように思えてならなかったという。 この本はゴッホの手紙と弟の妻がまとめた書簡からの引用がほとんど。 読者にもゴッホの心の叫びを直に感じてほしかったのだと思う。 小林はゴッホの純粋な精神を受け止めて肯定し、尊敬の念を持ってゴッホの魂を深く読み解いている。
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私はアートにはとても疎い人間ですが、当然ゴッホという名前は知っています。 しかし、これほど苦しみながら絵を描いていたとは知りませんでした。。。 彼の生々しい精神をそのまま絵に表したとされる作品の数々。弟への手紙から、その苦悩や悲哀を知ることで、より繊細にゴッホの叫びを受け取れ...
私はアートにはとても疎い人間ですが、当然ゴッホという名前は知っています。 しかし、これほど苦しみながら絵を描いていたとは知りませんでした。。。 彼の生々しい精神をそのまま絵に表したとされる作品の数々。弟への手紙から、その苦悩や悲哀を知ることで、より繊細にゴッホの叫びを受け取れるのではないでしょうか。 ゴッホは、日本の浮世絵を愛していたとされ、少しでも明るい気持ちを日本から感じていたとしたら、日本人としては誇らしい気持ちです。 私は小林秀雄の本も初めて読みましたが、本書では、ゴッホの手紙を丁寧に辿りながら、その精神的なせめぎ合いを重厚ながらも読みやすい文章に表してくれています。 いくつか絵も掲載されていますが、私はゴッホの描く「青」がとても好きです。 今度どこかの美術館でゴッホ展が開催されたら、必ず足を運んでみようと思いました
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「彼(ゴッホ)はこう言うかも知れぬ。私を、それほど個性的な人間だと言ってくれるのは有り難いが、私にしてみればその個性の故に、一生苦しまなければならなかった人間だ。《中略》私は、どんなに普通な平凡な人間になりたかったか」(p235) (ゴッホ自身の手紙より引用)「困難な仕事をする...
「彼(ゴッホ)はこう言うかも知れぬ。私を、それほど個性的な人間だと言ってくれるのは有り難いが、私にしてみればその個性の故に、一生苦しまなければならなかった人間だ。《中略》私は、どんなに普通な平凡な人間になりたかったか」(p235) (ゴッホ自身の手紙より引用)「困難な仕事をする事が、僕にとってはよい事なのだ。併し、そうだからと言って、これは一方、僕が一つの恐ろしい必要を感じている事を妨げない。思い切って言おうか、それは宗教という必要だ」(p102) (ゴッホ自身の手紙より引用)「ランプの灯の下で馬鈴薯を食うこういう人たちは、皿を取るその同じ手で土を掘ったのだ。つまりこの画は、彼らが正直に食を稼ぎとったと語っているのだよ。我々文明化した人達とは、全然違った生活の道があるという印象が与えたかったのだ」(p48) 小林秀雄によるゴッホ評。 この本を読まなければ知ることのなかったであろう、ゴッホの思考を知った。 素晴らしい本との出会いだった。 印象は三つだった。 まず強烈に感じられるのは、「個性的」に生まれついたゴッホの苦しみである。 耳を切り取ったり、自殺したり、など混乱した人生の断片は聞いたことがあったが、ここに引用された弟テオとの書簡には、精神を病んだ画家の想像を超えた苦しみが滲んでいた。 しかも読んでいるうちにだんだんと、「誰が正気と言えるか」と問うゴッホの言葉に引き寄せられて、社会の中で整然と生きていることの方が異常なのかとも思わせられる。 問う力は、彼の画も手紙も同様に強い。 二つ目は、文明への疑念と信仰である。 冒頭の「馬鈴薯を食う人々」の絵について引用のように、ゴッホは農民のような素朴な生活の中に人間の生きる姿を見出していた。 個人的にも、この絵がゴッホの最高作と感じている。 一方で、彼が牧師の息子であり、自身も若い頃に牧師として短期間過ごしたことは知らなかった。 彼の激しい気性はよく知られる一方、信仰が深くこれほど深遠な思考を持っていたことは、あまり語られない。 そして三つ目の印象は、色についてである。 これは、つい最近読んだフッサールの著書で、「画家は鋤の重みをどのように観察して絵に表すか」と問われていたことに着想する。 私事にわたるが、画家である私の父親にこの問いを投げてみたところ、「方法は様々あるが、自分は色で表現するとが多い」との答えだった。 色が重みを表現する、ということが今ひとつ掴めていなかったが、この本を読んでそれがよく理解できた。 画家の描くものは形ではない。 形の中に個性は無い。 それは色なのだ。 色の見え方は人によって違い、まさに十人十色だ。 それぞれの個人がどのような色を世界に見いだし、また絵の中にそれを表現するか。 それこそが画家の個性であると、よく感じられた。 以上三点が、この本の印象だった。 小林秀雄については、まとまった著者は『本居宣長』しかまだ読んだことがなく、あとは岡潔との対談くらいだが、伝え聞く言葉やエピソードから、共感できるところが多いと感じてきた。 特に、「小説は、『戦争と平和』(トルストイ)だけ読めばよい」というエピソードは、『戦争と平和』を再大の愛読小説としている自分は全く同意した。 トルストイ、ゴッホ、そして小林秀雄。 三者に共通するものは、 宗教のような壮大な世界に自己を捧げるという思想と、 農民のような素朴な人たちに対する共感、 そして、そうは言っても自身の性は全く素朴とはかけ離れたものであると言う葛藤。 この三つであると思うし、それが自分自身のこの三者に対する共感点でもある。
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